2011年6月25日土曜日

ユスラウメ 桜梅

手入れに伺いました。
HP、worksにも載せさせて頂いている岡崎市D様邸。

大抵年2回伺っております。
毎年同じくらいの時期に伺っていますが、植物の成長度合いは毎年違います。

今年はユスラウメの実が例年より大きくとても可愛かったです。



無消毒のD様邸。
安心してほおばることができます。


何ともきれいな赤です。

今の季節、レッドカラントと言う名前で、園芸店などでスグリが売られています。
やはりとても可愛いのですが、こちらはヨーロッパ原産の植物なので愛知県の気候には適しません。

暑いのも、湿気も苦手です。

その点、ユスラウメは中国、朝鮮半島原産なので、特に何もしなくても元気に育ちます。
早春の花も清楚で素敵です。
遠くを見ないでも近くに美味しくって可憐な植物たくさんあります。

そうそう。
余談ですが植物名は学術的にはカタカナで明記するのが正しいのです。
けれどやはり漢字は雰囲気が良いものです。

そのため、前回のカキツバタと同様ユスラウメも漢字も表記してみました。

杜若、桜梅。

いいですね 漢字。

2011年6月21日火曜日

カキツバタ 杜若

きれいに咲きました。
事務所の前で咲いています。
咲くまではカキツバタだと信じていました。
何故って、カキツバタをもらったはずですから・・・。






・・・でもこれ、杜若じゃありません。


その証拠は花の中心の黄色です。
カキツバタは白いのです・・・。

ショウブやアヤメも好きで事務所中庭と、北の庭にも植えてあります。
でもカキツバタがなくって欲しいなあと去年のガーデニング講座の時に話したら生徒さんの一人が昔っから家に植わっているカキツバタがあるから持って来てあげるとのうれしい話。

去年の今頃、一株を大切に持って来てくれました。
今年は咲かないだろうなと見ていたのですが、花茎が上がって来たのでわくわくしてみていたところ咲いたら、濃い紫でしかも花が大きい・・・・
そして決め手は芯の黄色。

これはこれできれいなのですが、私としては青色の凛としたしたカキツバタが咲くと思い込んでいたのでちょっとさみしい。


カキツバタ、欲しいのですがこのショウブどこに植えよう・・・

2011年6月6日月曜日

米ぬか

私は野菜好きと書いていますが特に好きな種類は自然に取れる?山菜類というかその季節にしか食べられない種類が無類に好きです。

そのため北側の庭にはタラ、コシアブラ、コゴミ、フキ、ワラビ、ミョウガ、山ワサビ、ミツバなど毎年出てくる山菜類がそこかしこに生息しています。
季節季節になると内心にやにやしながら徘徊して食べごろをチェックしているのです。

さすがに竹は困るのでおりませんが、タケノコも大好きです。

今年は天候不順でタケノコ(孟宗竹)が一回(といっても3.4本ですが)しか食べられませんでした。
毎年、もうタケノコはいいや一年分食べたというくらいその季節には食べています。

しかし、今年は一回湯がいただけでは物足りない・・・
わざわざタケノコの為だけにつかう大鍋まであるのに。

例年はモウソウをたらふく摂取するので破竹にはあまり惹かれなかったのですが、何しろ食べていないので、破竹にも飛びついてしまった私です。

破竹を灰汁出ししながら、横目でぬか床を眺めて感心していました。
ぬかってすごいなぁ・・と。
ぬか漬けも毎年作っているのですが(何年ものというのではなく春先に毎年新しく作っています)例年はタケノコの時期にはまだぬか漬けは作っていないのであまり気がつかなかったのです。

直径35cm 普段は必要ありません


玄米食が基本なのですが、タケノコご飯や豆ご飯などのときは精米します。
そのとき出るぬかでタケノコをゆがいたり、ぬか漬けにします。

ぬか床を混ぜるとぬかの油で手がしっとりします。

事務所のリフォームした場所の床材はスギとヒノキです。
無塗装のままなので最初はぬか袋をつくって床を磨いていました。
・・・でもこれは挫折してしまいましたので大きな顔はできません。



けれど、しみじみ先人の知恵を感じます。

2011年5月29日日曜日

アファンの森

アファンの森に行ってきました。
正式名称は財団法人C.W.ニコル.アファンの森財団。


この森を知ったのは去年のNHKラジオのC.W.ニコルさんのお話からです。

日本の自然に魅了されて住み始めたニコルさんでしたがその美しい自然が失われていく事に危機感を覚えて「100年後の森の為に今出来る事を」と活動をはじめたそうです。



私の仕事は庭をつくる事ですが、理想は自然な空間にすること・・・。
けれど庭は人間がつくる人工の自然です。
でも、出来る限り自然に近づきたいと思っています。
ここでいう自然とは手を入れないということではありません。

それでは自然とはなにか?




まず、私の場合は基本的に生き物が好きです。
特に植物です。
けれど植物は何も言いません。
なので何が植物にとっていいことかと理解する為には観察です。
観察していると太陽や空気、水はもちろんですが、植物が健やかに育つためには昆虫や野鳥など他の色々な生き物がいないとだめだとわかってきます。

色々な生き物がお互いに助け合って自然は成り立っています。




ミクロにみれば一見いい事をしたように感じる事でもマクロで見ればその守ろうとした生き物にも悪い影響が出て来る事がほとんどです。

人間は自然の恩恵の中で生かされているのだけどそれを忘れて来ているのではと考えていました。

仕事を始めた頃は植物と接するだけで良かったのですが人間欲が出てきます・・・。
もっと、もっと広い視野で庭をつくりたい・・・。

とは思いつつもやっぱりバラはきれいとかいって園芸品種も植えたくなるのが私です。

そんなジレンマを抱える中C.W.ニコルさんの話がラジオから流れてきました。
「おお。これだ!私の求めているものは!」

早速財団に寄付をし、会員になりました。
通常は年一回会員のみアファンの森をスタッフと一緒にまわる事ができます。



ですが今年は東日本大震災があった事で特別に事前に申し込みをすれば自由に散策できると言う連絡が届きました。

ちょうど、アファンの森のある長野県黒姫の先の新潟県妙高市に行く予定があったので申し込みをしたらOKとのこと。

今回のプロジェクトで初めての申込者だったそうです。



実際訪れた「アファンの森」
泣きたくなるほどそれは静かで美しい森でした。

2011年5月22日日曜日

グリーンピース

今はピースの季節です。

どうも世間ではスナップエンドウが幅を利かせているようですが、私はグリーンピースが好きです。

自家栽培のグリーンピースの美味しいこと。

朝日が昇るか昇らないかの時間に庭に出て、まだ完熟していない豆を莢から取り出してそのまま食べる。
口の中に甘さが広がります。

今取れるのはサンチュとグリーンピース、そしてフキ。
サンチュは冬前に知り合いの方から苗を頂いたので植えてみたら全くの無農薬なのですが、このとおり。



虫がほとんどつきません。

理由ははっきりしませんが今年は畑の草取りをしていないからかな?と考えています。
虫たちは飛行しながらまず視覚で自分の好みの植物を発見するそうです。

そのため色んな草が生えているうちの庭ではサンチュにはなかなか気がつかない様子。

カラスノエンドウもアブラムシが好きな草なので抜かずに残していたら毎年アブラムシだらけになるそら豆にもアブラムシがつきません。

やはり、混植はいいのかも・・・

という訳で夏野菜も雑草のなかに植えました。
今のところすこぶるいい感じです。

少なそうにみえるピースも莢からだすと結構あります


グリーンピースは豆ご飯ももちろん作りますが、一番美味しいと思う食べ方はこちらです。

木のスプーンですくって食べます

むいたばかりのグリーンピースを少量の塩とお酒と水で炊くだけ。
収穫してからすぐ作るので野菜たちは自分が採られたことに気がついていないんじゃないかと思います。
そして沸騰する直前に火を止めます。
あとは蓋をして冷めるまで置いておきます。



今、庭ではそら豆が少しづつぷっくりしてきています。

スーパーで野菜をほとんど買わない私。
カゴをのぞかれたら野菜嫌いと思われるかなと思います。

大好きなんですけどね。

2011年5月19日木曜日

スパニッシュビューティー

満開は過ぎてしまいましたがスパニッシュビューティーがきれいです



こちらはバラのブーケでご紹介した碧南市S様邸
去年の様子は↑でご確認ください

昨年の時点でバラが重いですぅといっていたので花後にパーゴラを作りました。

額縁の周りにバラが咲き乱れたらきれいだろうな・・・と思いつき、冬の誘引でパーゴラとフェンスでフレームのようにしてみました。




冬に想像した姿が半年後にあらわれます。
庭では焦っても無駄です。
植物がその地に根付き、季節を待つ。

少しづつ謙虚になれる気がします。

2011年5月10日火曜日

うれしい便り

昨日、偶然2件のお宅からメールが届きました

どちらも数年前にお庭を作らせて頂いたお施主様です。
庭の様子を教えてくれました。


そうそう、先週も様子をお知らせくださった方が2件。


とても優しい気持ちになります。

工事完了時点でお施主様に引き渡す庭。


それらが、健やかに成長してくれる事はもちろんうれしいのですが、お施主様からこの木に初めて花が咲いたとか、今年の調子はこうですと教えて頂くと、「ああ、本当に庭を大事にしてくれているのだ」と実感できます。

好きな事をしている私です。
それがこんなにたくさんの素敵なお施主様に恵まれています。


月並みですが本当に幸せです。

ありがとうございます。


事務所の北の庭です 最近お会いする人々に無理矢理渡しているフキたち