2016年3月22日火曜日

春の便り

我が家近くのサクラも数輪咲き始めました。
早い早いと言っても桜に関しては昨年と同じくらいのような気がします。


でも確かに今年は暖かく我が家の梅も1月には咲き出し、例年4月にならないと咲かない黒椿さえも3月には咲き出し、すでに盛りを過ぎています。

アンズも咲き出し、スモモも今年初めてたくさんの花。
スモモはまだ実がなったことがないので今年こそはと期待が膨らみます。

スモモ花アップ

けれど、まだまだ食べ物は少ないらしく鳥さんたちはまだ蕾の椿をかじったりしています。


先日、質問されました。

コブシの花が咲き出すとみんな鳥につつかれて汚くなってしまします。
CDをぶら下げると効果があるって聞いたのに全然ダメです。
どうすればよいでしょうか?

こういった野草が大好きです



答えは簡単です。

鳥たちが蕾の蜜を食べないようにみかんをあげればよいのです。

先週例年の手入れに伺ったWorksにも載せさせていただいている岡崎市S様邸
お屋敷になっちゃったお宅です)それはそれは綺麗にハクモクレンが咲き誇っていました。

落葉樹にはあちこち鳥さんたちのためにみかんがさしてありました。
それをついばみに私たちの作業中にもたくさんのメジロさんたちご来店。


北風さんと太陽さんではありませんがこない様に意地悪するより、来てもらって他のものを食べてもらえれば、鳥さんの愛らしい姿も見られるし、花も楽しめます。

山の梅も3月終わりに咲き出すのが今年は早いです

みんな楽しく、幸せが一番ですよね。






2016年3月1日火曜日

堆肥のふかふかベッド?

堆肥置き場を設置してあるAさま邸へ伺いました。

ここは大きな大きなケヤキを始め大型樹木が健やかに暮らしております。
以前はこれらの落ち葉をせっせと燃えるゴミに出していたA様。

せっかくのお宝をわざわざ捨てることもないでしょうということで、堆肥置き場を作らせていただきました。

1mx1mx1mのものを2個設置。
落ち葉を集めてそこに生ゴミを入れてもらうようにしました。

堆肥の中にクスの根っこが…これを除くのが大変です


それが多分4年前のことです。

それから定期的な管理に伺うときに落ち葉の切り返しをしてきました。

作った翌年からはカブトムシの幼虫が住むようになり、夏場にはカブトムシの成虫もそこで見られるようになってきています。


先日も切り返しを行っていると出るわ出るわ。
幼虫さん。
気持ち良く過ごしているところを邪魔してごめんなさい。

コガネムシの幼虫ならぽいっとするところですが、カブトムシは大事に避けて新しく切り返した場所に入れ戻します。
オスの幼虫はお菓子のカールにそっくりでさらに大きくプリンプリン。
カブトムシ 6cmは超えています


そんな作業をしているとモズさん登場。

モズは年明け後数ヶ月は必ず庭工事をしているとどこからか現れ、土の中から出てきたミミズやいろいろな幼虫をもらってきます。

普段なら可愛く尻尾をフリフリするモズさんに目を細める私ですが、なんだかカブトの幼虫は食べられてしまうのかわいそうと思ってしまいます。


人間って勝手ですね。


できた堆肥は庭に戻しています。
これがリサイクルなんですよね。