2017年12月11日月曜日

剪定 

毎年、11,12月は剪定作業がメインになります

色々な色? 黄色が入ったほうが好きです
剪定のことは私は手入れと言いますが、本当に手入れ。


作らせていただいた庭。
そうでない庭。


年に何回も入る庭もあれば年一回の庭もあります。

年一回のお宅はその家の方との再開もまた楽しいものです


そこで思うこと。

管理は本当に大事です
どんな木を植えるかも大事ですが、その後の手入れ次第で植えた木が本当によくなるのかどうかは手入れ1つにかかっています。


手入れ前

当たり前の話ですが植物はずべて生きています。
大きくなったから、とりあえず、切る。
ではよくなりません。
変なところで切ればそのように伸びていきます

植物は一年単位でサイクルがあります。
そのサイクルを考えながら今年はここを切って、来年はこの部分を....と私たちは考えて手入れをしていきます。
当然ですが何も考えずに切っているわけではありません。

手入れ後 管理を始めて4年目 落ち着いてきました
自分で植えることはありませんが松の手入れ好きです
お家の人が切ると、今の時点でここが邪魔だから切ったということがあります。

それでは後々、人間も植物も困ります。

これからのことを考えて手を入れなくては植物が可哀想です。
植物が健やかに成長し、その家で邪魔者にならないように手助けをしていくのです。



私は高所恐怖症で高いビルや展望台なんて一生行かなくて良いのですが、木に登るのは平気です。
木に登って手入れをしていると不思議な安心感があります。
まあ、人が登れるくらいの木なわけですから大きくて太いせいもあるのですが、なんか安心する。
木々たちの気をもらうのかもしれません。


こんな紅葉も京都に行かなくても見られます
庭を作ることもワクワクするけれど、手入れでそこの木々たちが心地よさげに成長していくのを見て、体感できるのもワクワクします。


年末は手入れでワクワクを感じながら過ごしています。

余談ですが、今年は予報通り寒くなると思います
カマキリの卵が例年より高いところに産み付けられているからです
さて、当たるでしょうか?