アイルランドから帰って来ました。
後ろ髪をギューギュー引っ張られながら…
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アイルランドではたくさんの虹に会いました しかも全部途切れていない完品がほとんど |
今回の目的のアラン島。
想像通り、それ以上という感じでした。
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畑を作るようの海藻も干してあります |
アラン島は3島から成り立ちます。
多くの人が訪れるのは一番大きな島イニシュモア島。
私が船に乗る時もたくさんの人がイニシュモア島への日帰りチケットを買っていました(旅行者はアメリカ人が多い)
私が訪れたのは最も小さいイニッシア島。
人口250人の島です。
信号なんてもちろんありませんし、車の乗り入れも制限されているので島での移動は徒歩かレンタルバイク、もしくは馬車。
着いた当日、ワークショップの初顔合わせがあると言う場所にいったら、「場所が変更になりました」の張り紙が…
って、それはどこ?と見回すと明らかに明日からここで石積みしますって感じの場所で作業するおじさん発見。
場所教えていただき、講師陣の話を聞きました。
あくる日、作業開始。
経験者と未経験者に別れました。
今回は私と甥で参加したので、私は経験者チーム。
甥は未経験者チーム。
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金髪のおじさん |
私は経験者チームで先生に「んん?君は初心者かな?」と聞かれ「違いやすっ!あては初心者ではないっす!」って答えたのが良かったのか全ての人に自己紹介する羽目になりました。
唯一の東洋人。
皆さんすぐに名前を覚えて下さいました。
参加者はアイルランド人が一番多いのは当たり前ですが、アメリカ、カナダ、ドイツ、オーストリア、スイス、イギリスと他方から
昨日、場所を教えてもらったおじさんもいました。
トラクターに乗っているので、島の人だろう。時々手伝ってくれてとっぴょうしもない積み方をして去って行くので後が積みにくく、腑に落ちない思い満載。
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おじさんの青いトラクターは一台しかないので遠くからでもよくわかります |
石積みは緩くとても面白い。
島独自の積み方もあるのですが、アイルランド人はゆるい。楽です。
島は小さいので、パブに行っても、宿泊先でも石積みはどう?と聞かれます。
みんな石積みの様子を見に来て、私達は東洋人なので、覚えやすいのでしょう。
滞在時も2組の日帰り東洋人を見た限り日本人は来ませんでした。
(大抵、私が行きたい場所で日本人に会ったことはないのですが…何故?)
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おじさんの相棒オッドアイのボーダーコリーものすごく賢い |
朝は早く起きて、借りた自転車で甥と島をうろうろし石積みを観察しながら、石積みへ!
本当に美しい島。
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島での足、自転車をかっ飛ばすおばさん(私) |
全く飽きない。
最終日の朝、いつものように自転車でうろうろしてると例のトラクターが!
ジモピーのおじさんです。
手を挙げて挨拶すると、手を振ってくれます。
覚えてくれてる!
すっごく嬉しい。
このワークショップは既に10年以上続いています。
毎年参加している人も多いようです。
来年も参加します!また来年会おうね〜とみんなと別れた後にダブリンに戻り、島は良かったね〜寂しいね〜とイニッシア島をチェックしていると!
イニッシア島のおじさんは島の伝説の男、ポーリックと判明。
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すごい力持ち 私の携帯の待ち受け画面に採用されています |
テレビ(アイルランド)でもフューチャーされている人でした。
本当に自然体で魅力的な人です。
以前の彼の石積みをみるとすごく美しい。年月を経て、これで良しとなったのでしょうね。
島で生まれ育ち、島を愛する男。
アイルランド語(ゲーリック)で話し、英語の字幕付き画像ですが良かった見てみてください。全4話です
島の様子も見られます