2023年6月2日金曜日

石積み講習会

5月27、28日に石積み講習会が欧州建材さんにて行われました。
 2023年3月にDry Stone Walling Association of Japan という協会が正式に発足しました。 




 そもそもは2008年に現協会長と私がイギリスの試験を受けたことがきっかけでした。
 イギリスに古い石積みを修復し、次世代に繋ぐ活動をしている団体があることはイギリス留学時から知ってはいました。



 何かの時にその話になり、試験は実際の修復を兼ねた場所で開催していることが判明しました。 
 自分が積んだ石積みがイギリスに残るって素敵じゃない?という非常に安直な考えで渡英し受験しました。 
(とは言っても日本人には試験に受からないから受けてはダメだとか色々やりとりはありました)
とは言っても5日間くらい朝8時半から4時まで羊や牛が見守る中で石を崩しては積み、崩しては積み練習を繰り返しました。
 当日の試験は7時間かけて石を崩して積み直すという内容です。(4〜5m2 )
空積みという方法でセメントなどは使いませんが、だからこそ崩れにくい施工かどうか試験があります。
本国イギリスではこの資格有無、またそのレベルを持っているかで仕事に関わってきます。



 結構過酷で受かった時の喜び! 

満面の笑み 手にしているのは結果のレポートです



 という経緯から始まったイギリスの石積み講習ですが、年々希望者が増え有資格者も増えてきました。 

 どうせなら協会を作り、イギリスの石だけではなく日本にも優れた石文化があることを日本のみならず世界にも発信して行こうということになりました。 


 このような経緯から発足した協会で私も一役員として動くことになったのです。 (任期は2年です)


 協会発足初のビギナー講習会が開催され、その手伝いで参加しました(業者専門で一般の人は対象ではありません) 



同じく役員さんが石の割り方指導中


 少しは石積みしたことある人、全くの初心者もみえました。 苦戦しながらも楽しみながらの2日間に見受けられました。 


石は初心者でも扱いやすいコッツウォールドを使います



 あ〜、昔は私もこうだったんだよねとか(←偉そうに) 



 石積みでも植栽でもとにかく関わり続けること。
 最初は何が何だかわからなくても関わり続ける。

満面の笑み セメント使ってなくても乗れます



 そうしていると少しづつ見えてくることがあります。 



でも正解は見つからない。
 いえ正解はないのかも知れませんね。


今年は我が家のこの普通〜なアジサイがものすごく美しく感じます




 正解がないから関わり続けることに飽きないのかも知れないなを思います。


2023年5月13日土曜日

コメ作り2年目

 4月が空いてしまいました...。

大型連休は(4月28日から5月7日まで仕事は休みました)田植えとその準備でまったりする日はゼロでした...。

緑肥でレンゲを栽培しました


(仕事も皆様のお陰で忙しく休んでる場合?と思割れるかも知れませんがご容赦ください)

今年はミネアサヒという品種を植えました。

これは三河地方で山間部のみに栽培が許されている品種です。

決められた地域以外で栽培した場合はミネアサヒとしては売ることができないそうです。

コシヒカリ系で植え付け時期が早いので昨年水稲の苗を注文した時には既に予約終了しており植えることが叶いませんでした。


 ミネアサヒは非常においしい米ですが、現在、他県ではほとんど栽培されていません。愛知県内でも水稲栽培面積の5~6%と生産量は少なく、三河地域以外ではほとんど流通していないため、「まぼろしのお米」とも呼ばれています。

※愛知県のHPより抜粋


このミネアサヒ本当に美味しいんです。

なので来年からは絶対ミネアサヒ!と決めていました。

去年はあいちのかおりと言う品種でしたが「ハザ掛け」をしたお陰でびっくりするほど美味しかった。

隣の田んぼの人からハザ掛けした米は全然違うからなぁと言われましたがそれを言われた時にはそんなもん?と思いながらハザ掛けしましたが、炊き上がったお米を見てびっくりしました。

見た目からして違いました。

ツヤツヤ光っていて粘りも確認できます。

見た目から柔らかいのかと思って食べるとそうでもなく本当におかずなしでもご飯食べれらる美味しさです。

ならばミネアサヒでハザ掛けしたらどんなに美味しいのか!?


期待は膨らみます。


去年は人生初のコメ作りということで何もわからず本を読み(読んでもよくわからず)、近所の人たちに教えてもらい心の余裕もなく終わりました。


今年もわからないのは同じですがとりあえず2年目ということで全体の流れは把握できているので心に余裕があります。

たくさん取れなくてもいいじゃん!毎年色々試行錯誤していけばと思えます。

5月7日に田植えを完了しその後は毎日仕事が終わってから田んぼに行き水の状態を確認しています。

無農薬、無化学肥料で作るお米です。

水は山の湧き水から引いています。

私の田んぼには色々な生き物が住んでいます(カエルやおたまじゃくし、水蜘蛛などが動くので水があちこちで動いています)

モリアオガエルさんも田んぼの住人



けれど隣の田んぼは慣行農業で農薬、化学肥料を使う田んぼなので水は全く動かず....。
(JAで買い取ってもらうには何月何日に決められた除草剤、化成肥料を巻いたか記録していないと買い取ってくれません)

隣の田んぼのお婆ちゃん とても親切に除草剤撒けば草生えんよと教えてくれます



生きている田んぼと死んでいる田んぼのように見えてしまいました。


今日は庭仕事のブログを書こうと思ったのに米ブログになってしまいました。
反省。






2023年3月19日日曜日

職人気質とこだわり

 私は自分の現場では職人として働いています?

うまく伝わると良いのですが、ガーデンデザイナーではなくその前にデザイナーとして考えたことを職人として形にしているというか....。

ガーデンデザイナーが図面を書いて後は現場の職人さんに任せるという図式ではありません。

このことは確かHPに載せてあると思うのですが、建築と違い庭は生き物相手だし企画品というものが皆無です(外構なら既製品があると思いますけれど)

そのため図面書いて職人さんに後はよろしく!では細部は違って来ます。

細かいことは気にしない人もいるとは思いますが、私はもの凄く気になります。

なので自分に依頼された現場は必ず自分も施工します。ただ、一人でやっていたらいつ終わるかわからないし手伝ってくれる職人さんたちと一緒に働いています。

でも職人とは違うなあと感じることがありました。



たまに他の人の現場を手伝うことがあります。

ほとんどが剪定です。この場合は目の前にある植物を自分が思う一番美しい姿にしていくことが目標です。

これは楽しい。


しかし、昨年たまたま他の人のデザインした庭の施工を手伝う機会がありました。

最初は他の人の現場で楽しみにしていたのですが、実際入ってみたら.....。

色々なところが気になって気になってしまいました。

もちろんその方のデザインでお客様は気に入って依頼されているので何の問題はないのですが、私ならこうすると思うところがたくさん...

百舌鳥のハヤニエ 鈴鹿ではえび!


ここにこれが必要な理由は?とか思ってしまい職人に徹することが楽しくない。

本物?の職人さんなら心で思っても施工するでしょう。

別件で図面ができており施工をと言う話がありました。

全然興味が湧きません。

そこで気がつきました。


私は自分で考えたプランを形にすることが好きなだけなんだ!

自分の思い描いた風景にするために動き、人に任せてしまうとその形にならないのが嫌だから動いているんだ!


ヒトツバの新芽 くるくるで可愛い


もしかしたら私はこだわりが強いのかな?と思い数人に聞いてみました。

当たり前でしょ?

気がついて無かったの?


と言われました。


自分のことは気が付かないって本当ですね。






2023年2月12日日曜日

久々の再開

 私がinchbald  school of design  でガーデンデザインを学んだのは29年前!!!になります。

当時は携帯電話もなくインターネットもありませんでした。

パソコンだってほとんど普及しておらず今となってはどうやってこの学校を探したのかさえ忘れました...。

そのときに一緒に勉強し今でもイギリスに住みイタリア人の旦那さんと共同でVALLEVONAというお店を経営している友人が一時帰国したとの連絡が入りました。。

お母様の危篤で急遽帰国、そして残念なことに亡くなられたとの事。

2週間の予定を1ヶ月半に伸ばしあと10日間ほど日本にいるというので「たくさん笑って、たくさん泣こう!」と1泊2日で温泉旅行に行ってきました。

部屋から富士山


彼女は岐阜県出身なので今までも数回帰国した際に会っていますが一緒の旅行は初めてでした。

お互いの予定を確認したあと行き先は任せるとのことで、温かい場所で遠くなく温泉がある場所と絞り込んで私が勝手に予約。

狙い通り富士山に感動してくれました


あれこれ相談して決めなくて良いから楽でいい〜。

再開しこのことを話すと彼女もそう思ったらしい。(お互いの大雑把さを笑いました)

私が日本で感じている違和感が彼女といるとありません。

明るく写っていますがほぼ満月


職種は違えどずっと働き続けていることは同じ。

年も同じなので今のこと、これからのことしゃべり続けました。



ほぼ30年前にはこんな日がくるなんて想像もしていませんでした。

年を取るのは面白いなあとこの頃しみじみ思います。

2023年1月27日金曜日

仕事の様子、ブログ、インスタグラム

今まではブログは仕事以外のことを中心に書いてきました。

それは仕事以外のことを通して私が何を大切に思うかを感じてもらいたいからでした。

仕事を依頼するには施工した庭を気に入ってもらうのはもちろんですが、やはり人間としての相性が大事だと思います。

こんなことを考えて生活しているんだなあ、なんか共通点あるかも。と感じてくれた人と仕事をさせていただくのは私も居心地がよいし、より良い仕事につながると信じています 。

実際にご依頼してくださる方々は皆さん本当に気が合う人ばかりで感謝しかありません。

けれど、instagramも始めて簡単に投稿できるので日常のことはそちらの度合いが多くなってきています。

そのため、今年からブログでは仕事の様子も書いていくようにしたいと考えています。

(HPの施工例を更新する時間があまり取れないのでせめてブログでというのが本当のところです....)


インスタなんて見ないと言う方も多いかと思います。

ですが、自分は投稿しなくても登録するだけで読むことはできますし、登録は本名でなくてもOKなのでもし興味があれば覗いて見てください。(LINEより匿名性が高いかもしれませんね)


現在進行中の岐阜の庭 木曽石で駐車場作っています





2023年1月7日土曜日

2023 明けましておめでとうございます

新しい年が開けましたね。



年々新年という感覚が薄れていくのは事実ですが....。

お正月らしいことといえば元旦に親族で集まりおせちを食べたくらい????

2日には馬友さんとランチ、3日には初乗馬、4日からは自宅庭の剪定....。

休みが取れるときは乗馬と家のことするのでお正月気分はありません。


家の剪定は中庭のモチノキと主庭のコナラ。

基本的には家の植物はほとんど手をいれないのですが、モチノキは場所が限られているのと他の植物が日陰すぎるので毎年お正月に剪定しています。

コナラは2階の屋根を超す大きさになりこれまた他の植物の成長を妨げるほどになったので伐採。


伐採と言ってもコナラは切り戻したところから芽が吹くので安心です。

待ってるからね


通常お客様の庭で切り戻しをしたコナラは太い枝は薪用に残し、小枝は堆肥にします。

ただ、自宅の主庭は切った枝葉を出すのに家の中を通らないと行けないし、時間だってあるから細かく切って種類分けをして来年の薪用に仕分け。


太いものは本物?薪。


まだまだ作業は残っています...


細いものは最初の火起こしに使います。

順番に切ったり並べたりしているとコナラは本当に無駄がない木だなあと感心。


一年置いといたら堆肥化しちゃうかも


なんとなくマグロの解体ショーしている気持ちになってくる。(そういうの苦手なので見たことないですが)

枯れ葉は本当に最上の堆肥になるし、火起こしするば勢いよく燃える。

暖炉の暖かさは柔らかく心地よく、そしてお金は掛かりません(私の場合)

昔の人はこうやってコナラを愛し、山に植えてきたのだと思いながらの作業。

完全に乾いた薪と分けて


SDGsが世間では大きく叫ばれていますが昔の人はやってきたこと。