2013年10月29日火曜日

お米

山にいったら父が田んぼの草刈をしていました


父は農家の三男です。
昔の事なので、父は特に多くのものを受け継がないままサラリーマン生活で定年を迎えました。

それが数年前にわずかな田んぼを受け継ぐ事になりました。
畑は以前からやっていましたが田んぼは受け継いでも幼少の辛い手伝いの記憶からか、手付かずのまま放置してあった所、苦情が・・・

重い腰を上げて米作りを始めたのが去年から。
由緒正しい農民のDNAが疼いたのか結構楽しそうです。

去年はコシヒカリを作りましたが、今年は愛知県の気候を生かしたミネアサヒを作っていました。

私自身は10年ほど前から有機無農薬玄米のお米を山形から取り寄せて食べていました。
それ以前には地元の産直施設で白米を購入しており、その時にそこで売っているお米を全種類試した事があります。(食いしん坊がでた・・・)

魚沼産コシヒカリは確かに美味しいのですが、愛知県産のコシヒカリはイマイチ。
愛知県産ならやはりミネアサヒがダントツ美味しい。
そして、魚沼産コシヒカリと愛知県産ミネアサヒを値段と味で比較すると愛知県産のミネアサヒに軍配が上がりました。

父の田んぼは当然無農薬。
私は身近で美味しい無農薬玄米を手に入れる事が出来るようになりました。
8月 刈り取り前の様子


余談ですが、いくらミネアサヒを作っても愛知県の平野部で作ったお米はミネアサヒとして売ることはできないそうです。
やはり愛知県の中でも山間部に位置する場所でないと基準に満たないのでブレンド米になってしまうとの事。
まあ、父の田んぼは小さいのでJAとかに売る事はないのですが彼の田んぼはミネアサヒとして流通する事の出来る山間部になります。(岡崎市内ですが本当に気温が違うのです)

小粒なのですがとっても美味しい!

9月に稲刈りをしてその後にまた伸びた稲穂達。
これをまた刈らないと田起こしができないそうです。

運良く今度の日曜日は時間が取れそうなので、草刈(稲刈り?)を手伝う予定です。
私も農民のDNAが・・・








2013年10月28日月曜日

全国大会・・

先日「志野流香道松蔭会」の全国大会が名古屋の八事興正寺と八勝館にて行われました。
毎年各地で開催されるのですが、今年は家元地元の名古屋で開催されました。

私は良い香りが好きでなんとな〜くお稽古に参加していたのですが、突然8月に私の通っている岡崎 明月会でその全国大会で一席をもうけるということになりました・・・


お稽古を付けてくれているのが家元夫人でその方からのお誘いはありがたく、ということです。
けれど、私は入門もしていなかったし、足さばきなんかも覚える気なんてなかった(!)のに宗匠から入門許可状を頂きにわかに席の為の特訓が始まりました・・・


もちろん私の様なぺーぺーはお手前をするなんて事はないので最初は呑気に構えていたのですが、下働きの方が大変だったのです(当然?)
志野流は足さばきに特徴があるのですが、下働きはその足さばきをお客さまの前でとことん見せなくてはいけませんでした。

香席は一部屋で7席あり午前の3席を他の教場の方が受け持ち、私たちは4席受け持ちました。
花は香りがあるので香道では飾りません

朝一番で私たちが後に受け持つ席に参加し、自分のやる事をじっくり観察。
お香は「小草香(おぐさこう」

うふふ
なんと「叶」を頂いちゃいました。
女性は「子」を取って書きます


その後、点心席にいき早昼を10時半!に頂き、12時から一時間ごとに4席受け持ちました。
水屋での香炉の準備 私はまだできません・・・
香席では7人まで成績を書き,残りの人の分は水屋で書かれます

席を持たない方は香席2つと点心席、呈茶席とまわる事ができます。
香席は4席(部屋?)あり好きな所で楽しみます

私たちはそんな時間は全く取れませんでしたが、水屋の陰でお話を伺っていると、北海道からとか青森からとか遠方の方が大勢参加していました。
皆さん本当に香道がお好きなのですね。


香りを聞くのは楽しいですが、まだまだ本当の楽しさはわかっていない様な気がします。
でも、生まれて初めてあんなに大勢の着物姿の人を拝見し(勉強になります)、こんなにお香を楽しんでおられる方がたくさんいるんだ〜とまだまだ私の知らない世界が世の中には広がっているのだと実感しました。







2013年10月23日水曜日

がんばらない

うろ覚えですが、「がんばらないでいいよ」とか書いてある色紙とかをお昼ご飯を食べにいった喫茶店のトイレとかで見ることがありますし、確かこの題名の本も出ていますよね。

「がんばらない」って書いてあるってことは多くの人はがんばっているってことですよね・・・

私、全然頑張り屋じゃありません。
多分、「がんばれない怠け者」です。

北の庭のカラスウリ きれい

「今日出来る事は明日する」くらいの人間です



私にとって睡眠はとっても大事
寝る時間を削って何かをするなんてありえません。(できません。)

私のスケジュールは仕事と睡眠時間の確保から成り立っています。
朝起きるのが4時というと大抵の方は驚きますが、睡眠時間が短いのではなくて就寝時間が早いので特に問題はありません。(また、寝る時間を聞かれて驚かれます・・・)
何故朝早いかというと、メールの返信など事務仕事は現場に出る前に済ませるのです。
帰ってきてからでは頭も疲れています。
そうやって現場に到着する時間から事務仕事をちょちょっとする時間などを逆算していくと4時が妥当な時間となり、そこから自分の寝たい時間を引いて、仕事の時間を引いて・・・と私の一日は成り立っています。


すると仕事と寝る時間を確保すると他のことをする時間はあまりありません。
でも、私は仕事が好きだし、寝るのも好き。

余談ですが「Bar 蜘蛛の巣」(事務所で人を呼んで飲酒する時はこう呼んでいます)ももっと頻繁にオープンしたいのですが、次の日仕事では寝不足になるのでクローズが多いのです。


これが庭をつくるということが仕事ではなかったらものすごく寂しい?生活だし辛い頑張った生活かもしれませんが(仕事して寝るだけ)、仕事も睡眠も大好きな事なので頑張った感はありません。

庭をつくっている時などは体は辛いですが、心はわくわくしっぱなしです。
アドレナリンが出ているのがわかります。

涼しくなってきて樹木が植えられるようになりました うれしい


好きな事してる時って「頑張ってる!」って思いませんよね?









2013年10月9日水曜日

キンモクセイの香り


私の生まれた町ではお祭りは10月でした。
朝晩が少し肌寒くなってきた、ある朝に突然キンモクセイの香りが漂います。
あ〜もうすぐお祭りだ。
お祭りといっても盛大な訳ではないのですが、キンモクセイの香りは体育の日とお祭りを必ず思い出させる香りです。


香りのある花が好きな私。
色々香りのある花はありますが、何故かキンモクセイだけは最初に香りに気がついた日をチェックしています。

だいたい例年10月10日前後でした。

けれど、去年は10月20日という私の記憶では最も遅い香りの確認日。

猛暑、猛暑と言われ確かに暑かった今年。
今でも日中は暑いです
それでも、今年のキンモクセイの香り初確認は10月4日。



看護専門学校のキンモクセイでした。
(私、非常勤講師をしていますが、もちろん看護ではなく花を育てる事を教えています)