2024年5月28日火曜日

庭の手入れ

 HP施工例にも載せさせていただいている三重県桑名市のT様邸に管理に伺いました。

庭をとても慈しんでくださり嬉しい限りです。

今はほとんどのお宅がそうですがT様も共働きで毎日忙しいお二人。

お子さんも3人みえるので私が見ていても忙しくて大変だな〜と思います。

そのため冬の数ヶ月を除き定期的に手入れに伺っています。

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HPに載せた時と思うとずいぶん成長したのがわかります(良かったら最上部のリンクでご覧ください)



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しかし実は今回モミジを一本追加しました。真正面のモミジです。
ウメが大きく育つ予定が中々大きくならずぽっかりと空いていました。
モミジが欲しいと言われたのですがここに合う樹形が見つからず1年待っていただきました。

1年待っていただいたモミジはまさに以前からここにいるかのようでした。




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門扉を開けて入ると玄関までのアプローチ



お客様からもとても嬉しいLINEが届きました。

この仕事をしていて一番嬉しいのはこうやってお客様から喜んで頂けた時です。

さあこれからもがんばろ〜と思います。





2024年4月30日火曜日

4月が終わる前に

 今ものすごく忙しいです.....

あまり忙しいとブログに書くとお客様が遠慮されるのでいけないと思っているのですが忙しいです〜。

現在工事中のT様邸 ダンボールのところに門柱を作ります(ご主人設置)


確かに新規のお客様にはお待ちいただく事になりますが管理をさせて頂いているところはちゃんと予定に入っての忙しいですのでご安心ください。


この冬は雨が多くて仕事が遅れたのにプラスしてやはりDry Stone Walling Association of Japan(以下DSWAJ)の行事と田んぼ作業がプラスされているからです。

DSWAJの役員任期は今年で終わるので良いのですが(任期2年)4月に2回講習とイベントがありました。

来月も講習があります。その後は7月に講習がありますがこれが終わればだいぶ楽になるはず。(講習は2日間です)

田んぼも5月3日の田植えに向けてバタバタです。

田植えは一年を通して植えられるのは正味3日くらいしかありません。

それから逆算して田植えに向けての作業日が決まってきます。

雨が降ると作業が行えないのはもちろんですが、雨が降った後数日はやはり田んぼに入れず。

私の仕事も雨ではできませんが、田んぼはある意味私の仕事より過酷というか日時にシビアだと思います。


多分シュレーゲルアオガエルの3段


本当に4月は天気予報を一日何回も確認して仕事、田んぼの段取りをしては変更、変更....。


でも昨日やっと田植えができる段階まで辿り着くことができました。

一時期は今年は田んぼ無理かもしれない...と考えるほどでしたが周りの人たちの助けでなんとか間に合います。


田んぼ作業の前にこっそり立ち寄ったA様邸 






心から皆様に感謝。


なんとか今年こそは全ての田んぼで収穫できると良いのですが....

まだ一度も収穫出来ていない田んぼが3反。

お世話になった人たちにお配りしたいです。






2024年2月21日水曜日

苔の胞子

 昨日伺ったS様邸。


ここは作庭させていただいて2年目。

(施工例に掲載できるのは来年以降でしょうか)

年末に手入れに伺い植物の様子を確認すると、まだまだ地力が弱いと感じました。

植物自体に力が付いてくると土壌に関しては何もしなくても良くなるのですがS様邸ではまだその段階ではないので堆肥を追加した方が良いと提案させて頂きました。

快く受け入れてくださったS様ご夫婦。

ここの庭はリフォームで家を建て替えられた際に庭も整備されたのですが....。

住宅メーカー絡みの庭は良い庭に巡り合ったことがありません。

(良い庭であれば私にリフォームの依頼が来ないので素晴らしいところもあるのかもしれません)

その時の苦い経験がある為かとても信頼してくださりその期待に応えるべく私もより精進するという良い循環があるように思っています。


年末は時間が取れなかったので2月に入り堆肥入れに伺いました。


いつものように前置きが長くなりましたが、植物の様子を確認しながら堆肥を株下に撒いて行きます。

剪定は上を見ていることが多いのですが堆肥撒きはずっと地面。

これがまた楽しくて。


基本地面を見ていることが多い私なのですが、上を向いて歩こうじゃないですが上を向くことを意識しているこの頃。

でも、やはり地べたに這いつくばって植物を観察するのは至福です。


蕗のとうが沢山!

こんなに可愛いものを食べることなんて不可能だなあと思います。

あちこちの角度から写真撮りました。

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そして、本日のメイン!

苔の胞子です。

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まだ胞子が開く前ですがものすごくチャーミング。


今でも覚えていますが、子供の頃小学校は土曜日も半日授業がありました。

そんな春の土曜日の午後に庭で見つけた苔の胞子たち。

色とりどりで(緑、黄色、橙)ものすごく美しくて感動しました。

恐らく私がこの仕事に就くことになるきっかけの瞬間でした。

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およそ50年近く昔のことですが今でも覚えています。

あの時も今でも同じことに感動できるのって幸せですよね。









2024年1月3日水曜日

新年おめでとうございます 2024 

 新しい年が訪れました。

全ての人が幸せでありますように。

この2行を書き始めたのが元旦でしたが、今日までの間に能登半島地震、羽田空港事故と立て続けに災害が起こってしまいました....。



一瞬の出来事で全てが変わってしまう。

私も15年ほど前に事務所兼自宅が豪雨で全壊し少しは被災の大変さは理解できると思います。


幸運にも被災後出会った現在の我が家


今なお余震(余震とは思えない規模ですが)の続く中、不安と寒さを感じる人々に自分に何ができるかを考えます。

そんな中、DSWAJの会員から協会として災害ボランティアに参加したいですと連絡が入りました。

しかも、今すぐにでも!との勢いでした。

一役員として現状では石川県でもまだ災害ボランティアの募集はしていないのでもう少し待ってみてくださいと連絡しましたがどうも気持ちが収まらないようです。

何かをしたい善意の気持ちはよくわかりますがそれは自分の気持ちであり、相手の状況を考えられないのか...と思ってしまいました。

スタッドレスも必要のない地域に住み、土地勘もない私たちに何ができるのでしょうか...



現状で行っても迷惑にはなってもプラスはないように思います。

今できることは状況を把握して出来ることが出てきたらすぐ行動することしかないのではないでしょうか?


昨年のアイルランドで友人ルイーズと人生に何を求めるかという話をしました。


私は自分が楽しいと思うことをすると言いましたが、ルイーズの答えは「peace」

「平和」と答えました。

私より2歳年上の彼女は北アイルランド出身です。

私が子供のころはアイルランドと言えば北アイルランド紛争。

連日テレビで悲惨な状況が繰り返し流れていました。

そんな中で育った彼女の言葉。


恒例の元日の宴


「PEACE」

心に刻んで過ごします。