2026年3月9日月曜日

常緑樹 ツバキ 温暖化

 先日の椿展を書いて椿について書きたくなりました。

椿は常緑樹です。

常緑樹は日向が好きというイメージがありませんか?

椿は野生に生えているツバキをヤブツバキと呼ぶように藪が好きです。

一日中太陽が当たる場所は苦手です。

それを間違えて植えると可哀想なことになります...。

ツバキは簡単に枯れることは無いのですが調子が崩れると10年経っても元に戻りません。

薮椿 好きです


暖かい西日本はわかりませんが私の住んでいる岡崎市北部の山は落葉樹が多く生えており

大きく育った落葉樹の下に常緑樹は生えています。

夏の暑さは大きな落葉樹の下で過ごす常緑樹。

真冬の間は太陽を浴びています。


ツバキ、ソヨゴ、アセビ、ヒサカキ、アオキ、ツゲetc.どれも直射日光は苦手は種類です。

直射日光が好きなのはアカマツ、アラカシくらいでしょうか?


かといって落葉樹は直射日光が好きかと言えばもちろん種類によります。


私は山で植物観察して過ごすのが好きです。

元々山に生えている木を自分の敷地に植えたのが庭。

その植物たちが気持ちよく育つのは適した生育環境を提供する事。

私が植栽デザインする時はこれを一番重視します。

植物の生態を知り生かすことは植物はもちろんその庭で毎日過ごすお客様もストレスがありません。



しかし、この急激な温暖化。

ほんの10年前とは暑さが違ってきています。

山の木々はまだ大丈夫ですが庭木たちはより過酷な状況になって来ています。

住宅からのエアコンの風、駐車場、アスファルトの熱...。

夜温が下がらないのと夕立が減ったのが原因だと思います。

10年前なら植栽を完了して3年経ったら水やりはしなくて良いですよ、とお伝えしていましたがこの数年は自宅の20年経った庭木にも真夏の水やりは欠かせなくなってしまいました。

日本人は南向きの日当たりの良い敷地を好み庭は南に作られることが多いと思うのですが、都会では南向きではない方が過ごしやすいのでは?と思うこの頃です。






2026年3月3日火曜日

椿 ツバキ camellia そして京都

以前にも書いたのかもしれませんが、椿が好きです。

もちろん植物好きなので他にも色々好きな植物はありますが....。


3月1,2日と京都で友人の主催する花会が炭屋旅館にて開催されました。

花会のタイトルは「椿展」




1,15日は毎月植木の市場があり2月15日は確定申告絡みで行けなかったので1日も行けないと1ヶ月行けないことになってしまいます。

これは困るので2日に行く...?

そうすると仕事休まないと....。

でも「椿展」

みたいなあ。


と葛藤の末行くことに決めました。

どうもこの数年仕事を休みことに罪悪感をとても感じていたよう。

もちろん1日休むことによって仕事は1日遅れるのですが、仕事ばかりしているのではなく心に栄養も必要だと考えて!

我が家の椿


想像通り「椿展」は素晴らしく見応えたっぷりでした。

写真撮影は可でしたがSNS等には載せないで下さいとのことで自分一人でこれからじっくり見返します。

花会でいつも感じるのは、花人は生けたときに最も美しくなると思う枝を切ると思います。

庭師は美しいと思う樹形にならない枝を切ることしかできません。

室内で美を楽しむか、庭で美を楽しむか...。
花人と庭師は手を結ぶことはできないですね....。


私が生けた椿


コロナ前は京都でお茶を習っていたので毎月行っていたのですがお茶のお稽古もコロナでお休みになりそのままフェイドアウト。

京都から足が遠のいていました。

久しぶりに訪れた京都はやはり「THE 京都」でした。

悔しいけれど?普段は目にすることの出来ない「美」が至る所に存在します。

毎日日常的に「美」を見ていたら目も肥えるよなあ。

と改めて京都の底力を感じた一日でした。


双龍図 凄い迫力でした





2026年1月7日水曜日

2026

 明けましておめでとうございます

といっても既に7日。

今日までお休みです。


しかし年々新年感が薄れていきますが私だけでしょうか???

新しい年という感覚が薄れて昨日の次の今日という気がしてしまいます。

以前は今年目標は...とか考えていたのですけど。


有難いことに年内に仕事にキリがつく訳ではないので当然かもしれないなぁとは思っています。

そう現場は7日まで動きませんが自宅で2日から仕事してます。(もちろんずっとではありません🤭)

今年も少しでも多くのお客様が笑顔になってくださるような仕事をしていきたいと思います


今年は午年 乗馬も頑張ります


どうぞ本年もよろしくお願いいたします





2025年11月16日日曜日

年末剪定

早いものでもう年末剪定の時期になりました。

ありがたい事に10月末から年末剪定に入り特別なことがない限り、工事はお休みして剪定を優先しております。
今は以前ほど年内にという方は少なくなってきましたがやはり年内が気持ち良いですよね。

庭は勝手に木が生えてきた訳ではなく、私なり、他の方だったりが人為的に植えたものです。
限られた敷地で植物も人間も気持ちよく過ごそうと思えば必ず手入れが必要になってきます。

どこで、いつ、何をし、何をしないか。

簡単に言えば誰でも木は切れます。
ただ、切るところが違えばその後の成長も違います。
少なくとも私はどこの場所をとっても切る理由、意味は説明できます。

人間の動線を妨げないようにはもちろんですが、今後の植物の成長を想定してハサミを入れてきます。
この限られた空間でできる限り全ての生き物が共生できるのが理想です。





庭の設計をし、庭を作り出す。
これも専門的な植物の知識がないと後で困った事になります。

けれど庭は生きている植物が主役。
適切な手入れ(管理)をしてあげないと作った時が一番良かったになってしまうかも知れません。




独立して約30年。

年々手入れが楽しくなっています。




2025年9月29日月曜日

特に忙しい毎年9月

9月はいつも以上に忙しい。


稲刈りが待っています。そして恒例のアイルランド。

どちらも私が日にちを決められません。

そして勿論仕事の間にこれらを挟んでいくのです。


雨が続いたら稲刈りできないし、アイルランド行きの日にちは迫ってくる。

仕事も遅れる。


毎年、稲刈りの時に使用するバインダー(現在はコンバインが主流ですがハザ掛けするにはバインダーを使用します)がうまく作動せずたいてい1日は棒に振る...というわけで今年は稲刈り前にバインダーを点検に出し準備万端!のはずがいきなり動かず...。

しかしバインダーは2台あるのでもう一台で作業するもこちらも調子が悪く農機具屋さんに来てもらうと、雑草が多すぎるとのこと。

今年は今までで一番 草取りがんばったんですけど...



稲刈りを3日かけてハザ掛け完了し1週間後にアイルランドへ






アイルランドへはキャセイパシフィックを何十年振りかで乗りました。

最初はフィンエアーで取っていたのですが飛行機が変更になりヘルシンキで11時間も乗り換えで待つことになりそうするとその後のアイルランドの行動がスムーズでなくなるのと11時間待つのはどう考えても嫌でした。

予約がいっぱいで変更ができずキャンセルしキャセイへ。

そのキャセイですが、香港に着くとヒースロー行きの飛行機が数日前の台風の影響の遅延でなんと13時間待ちと連絡が。

えー、そうするとその後のダブリンへの飛行機は?その後のレンタカー、宿泊先へ辿り着けない...次の日のフェリーも乗れない....

エアラインサービスに行きチケット見せると迅速にアムステルダム行きに変更してくださいました。

助かりました。

アムステルダムのスキポール空港は初めてでトランジットも退屈せずに楽しめました😄

オランダといえばチューリップ




と前途多難で辿り着いたアイルランドですが一番の目的アラン島(3つの島から成り立っています)のイニシア島では島のレジェンド、ポーリックの家に滞在させてもらいました。



自家製パン作っています 絶品


アイルランドにストームが近づいておりずっと雨予報だったのですが雨にもそんなに降られず順調だったのですが!木曜日から月曜日まで滞在する予定だったのにストームで月曜日のフェリーが全便欠航と聞き日曜日の朝一番のフェリーで本土に戻ることになってしまいました。

大好きな島


その後は友達のルイーズ、アランと2箇所を移動したのですが、それも内容は盛りだくさんですがそれよりも今回は天候に振り回された私。

嵐の後なので波がすごかった大西洋


月曜に飛行機乗る予定の2日前の土曜日にキャセイから台風18号が香港に向かっているので今はスケジュール通りですがキャンセルの可能性ありとメールが届きました。

え〜また?今回乗り物全て天候に弄ばれてる気がしました。

天気予報を見ながら多分大丈夫、大丈夫。と、でもドキドキしながらなんとか香港へ。

私はなんとか名古屋まで帰ることができましたが私より後の人たちは3日間飛行機が飛ばなかったそうです。

帰国した日は家に着いたのが23時過ぎ。

次に日から仕事を再開。(私は時差ボケがありません)

帰国後3日後に脱穀をしました。

脱穀用機械ハーベスター!


脱穀したお米をライスセンターに持ち込み籾摺りをしてもらいます。

果たして今年の収量は?

刊行農業に近い形で作ったお米はコンバインで収穫してもらいました。

収量は333キロ!




自分で作った量としては最高量です。

化学肥料はすごいですね。

ここより広い田んぼで無農薬、無化学肥料米をトライしていますが例年1/3以下の量しか取れていません。


室内の仕事です

仕事も私がいない間も続けてくれておりました。

(私も参加したかったけど仕方がないですね....)


明日で9月も終わります

始まる前や最中は時はドキドキで、心が折れそうになること続きでした。

けれど終われば、色々な方々の協力、支え、ご理解の有り難さが残ります


来年こそはもう少しスムーズにいくと良いのですが!

















2025年8月11日月曜日

植物



インターネット、SNSの普及により携帯の植物検索でのこの植物わかりました、この植物はモンスター化するので庭に植えてはいけないんですよねとちょくちょくお客様から言われます。


私が見たかぎり植物検索では間違っていることが80%でしょうか?
一番近い話では私が植えた植物(名札が無くなった)を検索したら雑草と教えられ抜こうかと思っていたそう.....

モンスター化するのも問題です。
これはリッピアの話で恐らく5人以上の方から言われました。
リッピアはモンスター化するか?



確かに成長旺盛な植物です。
庭にリッピア(9cmポット)をパンジーを植えるような間隔で植えたらすぐいっぱいに広がるでしょう。
私が植える場合は1㎡に5株くらいしか植えません。
最初にこの投稿をされた方の条件がわからないのに(敷地の広さ、植えた密度など)リッピアはモンスターという誤った情報が拡散されているのは納得いきません。
そもそも植物は生きています。
植えて伸びないはずはありません。
自分の髪の毛だって定期的に美容院に行くのと同じことで、管理は必ず必要です。
(リッピアと芝生は同じような目的で植えられますが私は諸々の条件を考えてそれぞれお勧めしています)
こちらは芝生




個人的にはリッピアよりワイヤープランツの方が始末が悪いと思っています。
リッピアは横に伸びたところをカットすれば良いですがワイヤープランツは縦にも横にも膨らんで成長するので大変ですし、元々が低木なので木です。

こちらはリッピア





インターネットのお陰で便利な世の中になったとは実感しています。
しかし、鵜呑みにするのはいかがなものかと思います。
わからない植物は携帯でかざして教えてもらうのではなくきちんと調べる。
どうしても使いたいならおそらく同じようなアプリは何種類も出ていると思うので複数のアプリで同じ植物を検索するくらいのことが必要です。
植物の性質についても日本は縦に長く気温や湿度などかなりの差があります。
書かれた人がどこに住んでいるかにかにより、その情報が自分に合っているか変わってきます。
素直なのは良い事だと思いますがすぐに信じてしまうと損をするかも知れませんね



2022年完成、3年経ったリッピア



















2025年7月15日火曜日

庭と田んぼ

またブログがだいぶ空いてしまいました...。

今年はそんなに忙しくないかな?と思っていたのですが全然そうではありませんでした。

今年から土、日曜日を現場休みにしました。

理由は土曜日を田んぼDAYにする為。

毎週一回は田んぼに関わる日を作らないとちゃんとしたお米が収穫できないと4.5年目にしてやっと実感した次第です。

88もの手が掛かるというお米。

本当にその通りでした。(農薬、化学肥料を使用すれば88も手は掛かりません)

土曜日が休みだから時間に余裕ができるかと思っていた浅はかな私。

現場が一日減るんでした😭

最初は造園業の片手間でやろうとしたお米作り。

甘かったです、自分。

飽きるどころか毎年その熱が上がっています。

理由は何か。

ウキクサが良いと聞き家の水鉢から投入



上手く行かないからかもしれません。

庭も消毒はせず、化学肥料は一切使っていません。

それでも庭の植物はすくすく育っている。

お米に関しては今のところうまく行かない...。

同じ植物ですが1年というスパンで作るお米と年数をかけて育っていく植物とでは同じようには行かないのは当たり前ですが、悔しい。

私は生き物が好きで、自分が作らせて頂いた庭や管理を任せてもらっている庭は生き物全体が健やかに回っていると思います。

田んぼにはまだそこに行かないんです。

HP東浦のY様庭 良い感じです


庭作りは好きなことです。

庭を作り、管理を任され、お客様の喜ぶ顔を見るのが一番嬉しい時なのです。

田んぼも好きなのですが、田んぼに費やしても楽しいのは私だけ。


待っていて下さるお客様のことを考えるとどうしても田んぼが後回しになってしまいます,,,,。