年末の剪定業務に勤しんでおります。
大変心苦しいのですが、工事はお休み中です。
以前のブログでも書きましたが、剪定依頼はやはり年末に集中します。
毎年この時期に伺うお宅も多いです。
私は一年ぶりにそこの植物に再開するのですが、同じく去年の自分にも再開します。
なんで、去年の自分はこんなところ切っちゃったんだ?とか、そうそう来年はこの箇所を切り戻そうと思ってたんだとか去年の私に出会います。
不思議な感覚です。
ビナンカズラの実 |
剪定しているとどこをどのように切るんですか?と割合聞かれます。
そうすると、的確な答えが見つからず「適当です」とお答えするのですが、当たっているような当たってないような。
理想は見た瞬間にこの枝を切るとこの枝が伸びてそれからこっちが邪魔になるから次回はこっちを切ってと数年の樹形が思い描けることなのですが、そうなるのは稀で心のなかであーでもないこーでもないと悩みながら手を入れています。(ごくたまに神が降りてきてす〜っとわかるときもあるのですが)
そして、木々は人間と同じようにそれぞれ違いますし、その場所場所でそれぞれ必要な手入れは変わります。答えはあったとしても正解は一つではないのです。
なので凄く楽しいのですが、凄く難しい。
そんな心の葛藤を簡単に説明できないので「適当です」という答えしかできないのですが.....。
今年初暖炉で温まる茶々 |
本当は考えていますよ〜。