植物を見てると健やかなのか、そうでないのわかります。(恐らく)
そのままで良いのか何かしてあげるべきなのか…
お客様はよくわからないようです。
何でわからないのか不思議だったのですが、理由がわかりかけて来たような。
オオイヌノフグリ |
乗馬を始めて5年目に突入しました。ずっと馬が何を考えてる全然わかりませんでした。
先生に聞くとわからないのがわからないと言う感じ。
だって基本いつも同じ顔してるように見える…
色々な本を読んでみたりネット検索してみたり。
でもよくわかりません。
更に先生に聞くと本なんか頼らないで目の前に先生(馬)がいるじゃないですかとの返事。
....全くわからないなりにとりあえず観察。
いつも同じ顔してる…
嬉しいの?嫌なの?
はー全然わからんわ。
と思っていたのですが、ふと最近何となーく嬉しそう、不機嫌そうと感じている自分に気がつきました!
!!!
これって見続けたお陰?
!!!!
咲き出した白梅 |
植物見て状態がわかるのとわからないってこれ?
と腑に落ちました。
そうだよね。生きているんだもん。
人間や犬、猫のように捕食する生き物でない場合は
わかりやすい意思表示はしないかも知れない。
でも生きてる。
それなりの表現はある。
けれども、それは微かな表現。
それを受け取るには見続ける事が大事。
受け取る側の度量が必要。
石の上にも3年。
昔の人は良いこというなぁ。
私は3年以上かかっていますが入り口が見えました。
常にお客様に行っていることは「まず、植物を見てください」自分がどうしたいかではなく、相手が何を考えているのか。
馬と同じじゃないですか。
人の助言を受けたり、本を読み漁るのも悪い事ではないと思います。
でも本当でないことも書かれています(特にネットは)
本当に大切なのは見る、見続ける事。
わからなくても。
そうすると少しづつ見えてくる。
五色椿 |
目の前にあるのは一番確実な先生なのですね。
生き物はみんなそう。
生きたいんです。
植物を見ているとこのことを感じます。