2022年2月13日日曜日

植物のご機嫌

 植物を見てると健やかなのか、そうでないのわかります。(恐らく)

そのままで良いのか何かしてあげるべきなのか…

お客様はよくわからないようです。

何でわからないのか不思議だったのですが、理由がわかりかけて来たような。

オオイヌノフグリ


乗馬を始めて5年目に突入しました。ずっと馬が何を考えてる全然わかりませんでした。

先生に聞くとわからないのがわからないと言う感じ。

だって基本いつも同じ顔してるように見える…

色々な本を読んでみたりネット検索してみたり。

でもよくわかりません。

更に先生に聞くと本なんか頼らないで目の前に先生(馬)がいるじゃないですかとの返事。





....全くわからないなりにとりあえず観察。

いつも同じ顔してる…

嬉しいの?嫌なの?

はー全然わからんわ。


と思っていたのですが、ふと最近何となーく嬉しそう、不機嫌そうと感じている自分に気がつきました!

!!!

これって見続けたお陰?


!!!!

咲き出した白梅

植物見て状態がわかるのとわからないってこれ?


と腑に落ちました。

そうだよね。生きているんだもん。

人間や犬、猫のように捕食する生き物でない場合は

わかりやすい意思表示はしないかも知れない。

でも生きてる。

それなりの表現はある。

けれども、それは微かな表現。

それを受け取るには見続ける事が大事。

受け取る側の度量が必要。

石の上にも3年。

昔の人は良いこというなぁ。


私は3年以上かかっていますが入り口が見えました。

常にお客様に行っていることは「まず、植物を見てください」自分がどうしたいかではなく、相手が何を考えているのか。

馬と同じじゃないですか。


人の助言を受けたり、本を読み漁るのも悪い事ではないと思います。

でも本当でないことも書かれています(特にネットは)

本当に大切なのは見る、見続ける事。

わからなくても。

そうすると少しづつ見えてくる。

五色椿


目の前にあるのは一番確実な先生なのですね。

生き物はみんなそう。

生きたいんです。

植物を見ているとこのことを感じます。