2018年11月27日火曜日

年末剪定

仕事を20年続けていれば当然、手入れの仕事も増えてきます
庭を作らせていただいたお宅はもちろん、剪定のみの方々も。

ヤブコウジ、十両とも言います 

先代からの仕事を受け継いているところなら剪定業務だけで一年が過ぎていくそうです。

私はそんなことはありませんが、それでも11月からは年末剪定に専念します。
基本、工事はお休み。
やはり日本人、きれいな庭で一年を迎えたい方が多いのです。

依頼順にスケジュールを組んでいきます。
それでも天気などにより思いどおりにはいきません。

一日で終るところもあれば、何日もかかるお宅もあります。


毎回思うのは庭は造ることも大事だけど、維持管理が本当に重要だということです。

こちらは今年で11年目の碧南市のS様邸。



出来たときからずっと面倒を見ています
手前味噌ですが、写真ではここの真の美しさは収まりません。
普段から庭を慈しみ、信頼してご依頼してくださるS様ご夫婦に感謝。

大きくなりすぎたものは切り戻し、鳥さん造園部が落として発芽したものは残したり、ご遠慮願ったり....。


年末はカレンダーと天気予報を見比べての、精神的にも肉体的にも中々大変な時期ですが、やはり楽しい日々ですね


2018年11月6日火曜日

楽しい、うれしい、仕事、大好き

新しく管理を任されたとあるクリニックさま。

これだけはやってほしいということ以外はお任せしますとのことでした


新しく建てた場所ではなく、以前は他の人の持ち物だった建物と庭。
こういった場合は植物は最初から植わっているものなので元々植物好きじゃないと愛着が湧きにくいのです。
今までは気にしていない場所でも、庭があってよかったと思ってもらえるように頑張りますね!といつものように図々しい発言をした私でした。


先日初めて伺いました。
どうやら食べられる実ものがお好きだったようで、柿が5,6種類、柑橘類も何種類も植わっています。


以前も書いた気がしますが、剪定をみれば前任者がどのような気持ち(植物や仕事に対する想い)で手入れをしていたかはすぐわかります。

可哀想に全く愛を感じられませんでした。
植物を生き物として扱ってない。

かわいそうな木々たち....

これからは良くなるように手入れしていくからね。
と挨拶しながらの手入れ。


柿も豊作で収穫していると、この柿はどうやらとても美味しいらしく鳥さんが食べている様子。



今までは地面から収穫できる範囲だけスタッフの方が食べていたとのことでした。
脚立を使って収穫すれば全部取れるのですが、今まで楽しみにしていた鳥さんたちがあれれ?と思うのは可哀想だと少しだけ収穫せずに残してきました。

一緒に仕事をしてくれた子には「なんであそこだけ柿残したの?」と聞かれました。
「鳥さん用にね」と答えた私。


クリニックがお休みのときに伺うので先方にはお会いしていません。
今日、嬉しい返信をいただきました。


柿、おいしいかったですよね。
鳥用に木に実を少し残してらっしゃるのを見たときに
杉浦さんにお願いして良かったと思いました。
すべての生き物と共存し、お互いにその恩恵を受けあって
成り立っていく。
鳥の糞が肥料となりまた柿が育つ。
鳥が来ることで虫を食べて退治してくれる。
素敵な庭になることを期待しています。


柿を残して置いた意図を汲んでくださる方たちで本当に良かった


2018年10月10日水曜日

人生フルーツ

映画 「人生フルーツ」 
残念ながら私はまだ見ていません。

庭で収穫した完熟梅
でも、映画化される前に偶然本屋さんで「あしたも、こはるびより」という二人が書かれた本をかなり以前に購入して知っていました。

家よりも広い庭のなかに雑木林と畑。
のんびりと、でも庭仕事に忙しく毎日を幸せに暮らしておられました。

今年は7キロくらい作りましたが最高の仕上がり
世間の流れに疎い私は映画化されたことなど全く知りませんでした。
あるときにお客様からとっても素敵な映画をみて、あのように私も暮らしたいんですと言われました。
内容を聞いて「あしたも、こはるびより」のお二人だとすぐにわかりました。



ゆかりも好調 その後梅酢で紅生姜を作ります
その後、数件のお客様からやはり「人生フルーツ」が理想なんですと言われました。

お客様の中で数件は多くはないかもしれません。
けれど今まで理想の暮らしで映画でも、人物でも重なったことはありません。

なんだか、とても嬉しい。


お米も良い出来でした
そう。

私の理想の庭は日本庭園とかイングリッシュガーデン、今流行りの?雑木の庭とか定義されるものではないのです。
日々の暮らしの中で、季節を感じ、生き物を感じる。
野菜を収穫し、山菜採りや実ものの収穫。
楽しみ、生活する空間。


わらびとたけのこは春に収穫したものを塩漬けにして保存 都度都度塩抜きして食べています


暮らすことが楽しい庭。

もちろん、家より広い庭を持てる人はそんなにいません。
庭さえない戸建てが増える今。
けれども、その広くないかもしれない空間をいかに心地よい空間に変えていくか。


先日山で草刈りしてたら、出てきました.....


雑木ももちろん植えるけど、果樹だって植わっている。
でも、植物に無理はさせないように植栽位置や環境は配慮。
もっとも大事なのは統一感。

自然は大先生です。





2018年9月26日水曜日

帰ってきました

アイルランドより帰国しました
今回はとても濃い内容でした。
島のレジェンド ポーリックの農場 高さ2m超す高さに積まれています
もちろんドライストーンウィーリング(モルタルなど全くつかっていません)

何人かの友達ができたお陰でアイルランドについて、アイルランド人について短い間でも知ることが多かった今回。



変わった模様の牛さん


みんな本当にフレンドリーでとにかくよく喋る。そしてすごい早口。
日本語でもあんなに早くは喋られないと思う自分。
イギリスにいてイギリス人と話していてもなんとなく薄い見えない壁みたいなものを感じてきました。親切にしてくれても表面だけというか、社交辞令というか...


奥が去年の石積み 手前が今年

アイルランドではそれがない。

英語どこで勉強したの?とよく聞かれました。
イギリスには2年いましたが見事に一度も聞かれたことはありません。その後も数え切れないほどイギリスには行っていますが....ない。
彼らにとって英語は喋れるのが当たり前なのですね。実感しました。
それとよく聞かれたのが、子供はいるのか?いないというと次は両親は元気?
兄弟はいる?何番目?と続きます。これらはセットのように聞いてきます。

あと、街か田舎のどっちに住んでいるの?

岡崎は決して大都会ではないのですが、アイルランドに存在したら、大都会です。
答えに困りました。
何しろ、首都ダブリンを除けば岡崎市の人口を超す都市はないのです。
倉庫 ゲートの赤が利いています

外国に行くとわかりますが、自国民でツルムのは日本人だけではありません。
アメリカ人だって、ドイツ人だってつるんでいます。
去年も思いましたがアメリカ人は特につるんでいます。
ドイツ人とかはやはり自国語のが楽だからというのはわかるのですがアメリカ人なんて英語だからいいじゃん?と思うのですが、ほとんど他の国の人と交流しません。なぜ?

なのにアメリカ人観光客がものすごい多い。しかもツアーで。
まあ、アイルランドからアメリカに移住した人たちはとても多いのです。
これはアイルランドで起こったジャガイモ飢饉などが理由のひとつ。
ジャガイモ飢饉はアイルランドの歴史について読んでいるときに知りましたが、民族資料村みたいなところに友達と一緒に行ったら、そのときに使われた大鍋を教えてくれました。


また、森の中にはマリア様とかキリストの像が泉のほとりに祀ってある場所を時折みかけました。
なんでこんなところにあるんだろうと思っていたのですが、イギリスに支配されていたときの名残とのこと。
ああ、イギリスはイングランド国教会で、アイルランドはカソリックの国だった。
迫害の歴史の一つですね


イギリス人があまり好きではないということを読んだりしていましたがアイルランド人とずっと一緒にいるとある程度事実だなと思いました。確かに侵略されていたわけですから、当たり前といえば当たり前ですが...
実際におじいさんが独立戦争でイギリス兵に撃たれ生き延びたけれど、死ぬまで弾が体に残っていたという話も聞きました。

コニファーがいっぱい生えている場所があり、ここはコニファーが自生していると思っていたのですが、ガーデナーの友人に聞くとなんと植林だそう。
良くないのにとブツブツ文句をいう彼。

そう。
イニッシア島で石積みに参加する人たちはやはり自然派?志向が強いです。
化学物質とかを避け、添加物の入っていない食べ物を好む。
だからといって声高ではなく。
あくまでも自然体で。
写真の女性ルイーズがライムモルタル(日本で言う三和土です)で廃墟をリビルドしたコテージ 
このコテージだけでブログが一回書ける程の話があります

なんだか、共通点が多くとても居心地が良い。
すでに来年が待ち遠しい私です.....


アイルランドのカウンティ(州)がそこで産出される石で掘られ、
地元の石職人によって州の代表的なモチーフが表されています







2018年9月10日月曜日

アイルランドへ

明日からアイルランド、アラン諸島へ行ってきます
昨年に続き石積みのワークショップに参加します






去年知り合いになったたくさんの人達に再開し、一緒に作業できるのが楽しみです。
色々な新しい場所に行くのも旅行の楽しさだとは思いますが、私は気に入った場所に何回も訪れるのが好き。

ワークショップは日にちが決まっているので、行くのは去年と同じく9月中旬。
お盆ほどではないとは思いますが航空チケットが高い.....
大体、アラン諸島にたどり着くにはアイルランド到着から2日かかるのです。(飛行機の到着時間や、フェリーが一日2便しかないとか)

高いお金を出して早く帰るのと、安くなるのを待ち、田舎の石積み見て帰ってくるのどちらが魅力的?
もちろん後者です。


ということで今回も2週間行ってきます。

海は本当に透明 (行ったことないですがハワイくらい?)
最初の一週間はアラン諸島のイニッシア島。
その後はDSWAI(ドライストーンウォーリングアソシエーションアイルランド)の本拠地であるDonegalへ行き、石積みを見て回ります。

大都市は興味がなく、いわゆる観光名所も興味なし。
レンタカーで田舎を周り、空気を感じる。


ずっと考えているのですが、なぜ古い石積みや石積みの家に惹かれるのかわかりません。
(廃墟でも惹かれる)
でも、豪華絢爛のお城には興味なし。
歴史好きだということはあるかもしれませんが、普通に紀元前の石積みが残っているなんてすごくないですか?
そういった場所はなんか空気の層が違います。
これはその場所に行かないと絶対わからない事。




あと、今年の楽しみのもう一つ。
アイルランドで乗馬をしてきます。
これはロバ。アイルランドではよく見かけます

乗馬の際の扶助は世界共通。
乗馬クラブに今のレベルと身長と体重を連絡しました。
ドキドキです。
























2018年9月1日土曜日

馬 うま 

乗馬を初めて9ヶ月目になります。

今年の目標に乗馬をあげてその3日後には乗馬クラブの門をたたきました。
楽しいの、面白いの、難しいのって!

クラブのアイドル アメちゃん 小さな子どもが乗る小さなサイズ





実は私は何故か運が良いのです。

乗馬がずっと夢なんだけど近くにないからな〜と話した年末。
そしたら、なんと我が家と山の畑の間に乗馬クラブができたと教えてくれたAさん。

こんなに便利な場所にあるならと行ってみたら、全員マンツーマン指導の乗馬クラブ。
私の仕事柄、毎週何曜日の何時とかより、レッスン時間を予約で決めるので都合がつけやすい。


道産子のハクちゃん 
本当に何も知らずに入ったのですが、馬の乗り方はブリテッシュとウエスタンと大きく分けて2種類あり、うちはブリテッシュですとのこと(日本ではほとんどブリテッシュですが)
そのブリテッシュの中にもいくつか種目があります。有名なのは障碍といって華原朋美が挑戦しているバーを飛ぶ種目、私のクラブは馬場馬術といってロンドンオリンピックで有名になった法華津さんの馬との美しい乗り方を専門にするクラブでした。
私はドキドキ、ハラハラするのは苦手でジェットコースターにも乗れません。
なので障碍なんてやりたくない。


その上、乗馬に関する道具は自分で揃えるのが基本らしいのですが一番高価なものは「鞍」。
なのですが、これも乗馬を始めました!と話したら辞めたという人から頂いちゃいました....
頂いた鞍
(余談ですが、お茶も習っていますが必須の着物も箪笥4竿含めて頂きました。
しかもサイズがぴったり)

とすこぶる運良く乗馬環境は整ったのです。


乗馬はとても奥が深く、9ヶ月たっても初級ではなく初心者。
上手な人が乗っていると勝手に馬が動いているように見えますが、騎乗している人間の合図によって動いています。(あんな大きな生き物が自分の意思で勝手に動かれたら困るわけですが)
馬にはもちろん意思や感情があります。
それを人間の体の動きで馬に伝えコミュニケーションをとり、やる気が無ければやる気を出すように、逆にやる気満々なら抑えていく....。

蹄鉄屋さん月一回くらい来ています
同じ馬でもその日その時で違います。
馬の様子を感じながら自分の体を使う。
それこそ、全身それぞれ(手、肘、肩、頭、かかと、足、腰...もっとある)動かし方を注意されます

そして、いちばん大事なのはバランス。
坐骨でバランスをとります(乗馬を始めた時、坐骨ってどこ?でした)
本当に難しくて、でも楽しい。

もともと馬好きだから、馬のお世話も楽しい!(暑いうちは毎回騎乗後に馬を洗います)


でも、乗馬は雨の日はお休み。
私も雨が降れば現場はお休み....
ハンター種のマックくん 体がとても大きい

これだけは残念です








2018年8月26日日曜日

新しい仔

我が家に3匹目の仔猫が来ました。
3匹って多い....?

はい。
私も以前は猫は2匹まででしょ〜と思っていました。
(3匹いたときもありますけど、腕が2本で寝るときに一匹あぶれる)

でも、ミーさんが老衰で天国にいってしまい早5年。


在りし日のみーさんと墨ちゃん 2匹は墨ちゃんが天真欄間の仔猫だったので仲良しでした

年少の茶々ちゃんは4ヶ月で捕獲したせいか(4ヶ月は難しい年頃らしいです)年長の墨ちゃんと一緒に過ごすことがなく、2匹はほぼ別々に生活しています。

珍しいツーショット手前が茶々ちゃん。後ろが墨ちゃん

他の家の猫達が一緒に寝たりじゃれ合ったりするのを見たり聞いたりすると羨ましい私でした。

この二匹に天真爛漫の仔が来たら?
なんて夢想していた私。
でも、3匹は多くない?


これを後押し?(されたわけではないです)したのがくるねこ大和さん
お客さまだとは黙っていましたが彼女もブログで私の名前を出してくれたので、書いていいですよね。
彼女の家には確か12匹猫がいます。
家の中どこ見ても猫がいます。(みんなすごく可愛い)
それに比べりゃ3匹なんて。

と思って過ごしていたら3匹目に出会ってしましました。
460gで捕獲。
ウイルスに感染している可能性ありで隔離生活。
目やにで目は開かず、咳もひどく、ご飯も自力で食べられず強制給餌。
やっと1キロになっっと思ったら猫カビの可能性浮上でまたまた隔離継続。

な、なんかおる...新しい仔のお陰?で2匹の距離が縮まった?


なので名前はくるねこ家の元気に育つ魔法「胡」をいれました。(副作用でデカくなるに〜と言われました)
その御蔭で今では家の中を走り回っている仔猫ちゃん。




私の夢想をビリビリに破って先住猫たちは逃げたり怒ったり.....

左に手が伸びてます。先住猫たちはドキドキです。


仲良くなるのはもう少し先のようです。


同じくらいに2匹の仔猫を買い始めたらしい石田ゆり子さん(インスタフォロー中)
あそこのおにーさんたちは優しくて仔猫を可愛がっている動画がアップされると羨ましい私。
月齢も同じくらいの仔猫なので密かにライバル心を燃やす?のでした。



なんだか、今回のブログはチャラチャラ?してますね



2018年8月12日日曜日

言うのもヤダ

言うのも嫌になるくらい暑い夏です

セミも日陰に避難中
ブログを更新しようと、とても思えないくらい毎日消耗していていました。
待ちに待ったお盆休みです。


毎年、お盆休みは山の草刈りをしているのですがとてもできません....
(後で困るのは自分なので体力が回復し、そして最高気温が体温より低いようなら頑張るつもりです)

しかも、紫外線アレルギーが判明した今年はいくら暑くても皮手袋着用しています。
そのおかげで手はブツブツ、カイカイはできませんけれど、暑さには拍車がかかっています。

でも、この暑さと雨不足で蚊が少ないのです。



例年なら網戸越しに庭を眺めていると蚊がブンブンよってきますが、来ない!
蚊の行動は30度超えるととたんに減ります

その上、雨が全然ふらないので繁殖する水たまりもないのでしょう。


仕事中にも蚊取り線香はほとんど出番なし。

暑いのと蚊に刺されるのとどっちが嫌か毎年考えています。



でも、答えは出ません。
今年はどこもぶどうが豊作


心の底からどちらも嫌なんですね......
あ〜〜〜〜夏なんて来なくていい

2018年7月6日金曜日

紫陽花 アジサイ


あじさい 紫陽花 
何故か、今年は例年以上に目に付きます

美しい

紫陽花が好きだというお客様が近頃多かったせいかもしれませんが....

アジサイは本来、低木です。
大きくなります
新しく伸びた軸は緑色ですが年数が経った部分は木質化していますね
それが証拠です。(余談ですが、ラベンダーやローズマリーも分類は低木です)

そして大きくなってこそ、その美しさが発揮されると思います

なのに何故か多くの人がアジサイの花は切らなきゃいけないと思っていて花が終わるとブチブチに切ってしまいます。
その結果チンチクリンのアジサイがいたる所に.....

なんでも小さいものが好まれる日本人のせいでしょうか?
いやいや、それだけではないはずです
先日、もう20年近くも継続しているガーデニング教室の生徒さんたちに確認したところ、終わったあとの花が見苦しいからとの答えが帰ってきました。

えええ?
見苦しいんだ。

私は終わったあとの花が徐々にドライフラワー化していくのが好きなんですけど....


見え方は人によって違うのですね。


長年の不思議ですが、ヨーロッパではアジサイは秋になっても色は退色しません。
きれいな青や赤、紫、ピンクのままです
昨年9月末のアイルランドにて





最高気温のもんだいかな?と考えています

ご存知のかたいますか?


2018年5月31日木曜日

HP更新しました 東浦町Y様邸

久々にHPの施工例東浦町 Y様邸更新しました


手入れに伺った際に画像を撮ろうと思っても西日が強いY様邸。
日差しが強すぎてなかなかきれいに写せません。











本当はもっと美しい


なかなか、更新できないHP。



よろしければご覧ください



http://www.g-loci.com




2018年5月23日水曜日

花粉症では無いですが....

この10年ほど、今くらいの季節になると手に水疱が出来て痒いです。
痛みと痒み、痒いほうが辛いと思えるくらいひどい痒み。


最初の頃は皮膚科に行きましたが、皮膚科では原因を調べるのではなくかゆみ止めのステロイドをくれるだけなのでもう行きませんでした。
最初はなにかの草の汁が反応するのかと思い数年、暑くなって来るので汗であせも?と思うこと数年。
バラ キフツゲート とても良い香り

この度、原因が判明しました。
な、なんと紫外線アレルギー。
通っている漢方の先生に話したら、症状を見ていてもしかしたら紫外線アレルギーかもよと言われ、それを調べるために手袋ははめて過ごしてと言われました。
汗の場合手袋をすれば悪化するし、紫外線なら収まります。


過ごすこと、数日治りました.....

私は仕事柄年間通して長袖、長ズボン。
首もハイネック。帽子もツバ広。目は眩しいのでサングラスと紫外線から守られています。
けれど、土や植物の感触をしっかり感じ取りたいので素手がほとんどでした。

ラッシーくん家 

確かに思い当たるフシがあります。

手だけが無防備だったのです。
もっと暑くなるとあまりの手の黒さが気になるので日焼け止めを塗り始めるので症状が収まっていた気がします。

また、暑い季節に日傘や帽子も着用せず歩いている人をみると不思議でした。
私は短時間でも直接顔や、腕が日差しに当たるとジリジリ痛いので常に帽子や日傘を使っていたのです。
あの人たちは痛くなかったんだ。


私はイギリスやアイルランドがとても好きです。
何が好きってあの空気が好きなのです。
肌にあうのです。
1月のアイルランド 空気が懐かしい

理由がわかってきました。

雨は毎日降ることが多いのですが一日中降り続くことはありません。
よって年間降水量は日本より少ない。
そして紫外線も少ない。


湿気で偏頭痛が起き、紫外線でアレルギーが起こる私の身体。
イギリス等では一切その症状は出ないので毎日身体が快適なのです。

なんてこったい。
私は日本人。






2018年5月8日火曜日

急がず、のんびり

GWも終わりましたね
通常の仕事の日々より忙しい毎日でした....
山の草刈りは完了できず...


でも、今回はGW前の話です


その日は午前中に桑名市へ。
3年ほど前から着工しているのに未だ未完成の仕事の打ち合わせへ。
(お客様が良い方なので度々現場を長期で空けさせてもらっています)
そろそろ、終盤の打ち合わせ。
何しろ今年で3年目に突入ですので既に完成している場所は樹木もいい感じに馴染んできています。
玄関を開けると見える中庭

疲れた身体が庭を見て癒やされる。と本当に嬉しいお言葉をいただきるんるん気分で午後は西尾市へ。

14年前にリフォームをさせていただいたお客様のところでした。
前回とは別の場所を直したいとのことで訪問。



こちらはご夫婦で庭いじりを楽しんでおられるので完成後ははじめての訪問。
(外から全く見えない場所に庭があります)
こちらも地上の楽園のよう。

柿の新緑が眩しい

庭をずっと慈しんで来てくださるのが実感できます。


またまたこちらでも楽しい時間を過ごさせていただきました。
どちらも庭の話2割、庭以外の話8割?
お友達にも喜ばれているとの話

庭の主役は植物ですが、それを作り維持するのは私達人間です。
気の合う人たちとのおしゃべりは楽しい。

私はずっと自分のことをせっかちな人間だと思ってきました。
どんどん変わってきたのか、元々そうだったのかわかりませんがのんびり屋さんだと思うようになりました。


急がず、ゆっくり。
のんびりと庭を楽しむ。


いつも笑顔で。
楽に生きたいですね





2018年4月23日月曜日

楽しい仕事 りんごちゃん

長野市に行ってきました。
リンゴの木を長野市から愛知県に移植。

1月から言われていたのですが、何しろノーマルタイヤでは冬期に長野市にはいけません。
暖かくなってから下見。早くて大型連休後かな?と考えていたら長野市も連日20度超え。
行けるし、早く行かないとできる移植も出来なくなる.....と焦りました。

もうすぐ咲きそう ふじりんごちゃん
4月8日に下見に伺い、小さなサイズは春に、大きいものは根を切り小根を出させ秋に移植ということで決定。

そして、4月21、22日と春の移植と根切りに。

長野市の七二会という地区
標高は660mということ。
プルーン畑の前で作業するおばあちゃん達
なんでもリンゴは標高650m~750mくらいじゃないとしゃきしゃきのりんごにならないそうです。

晴天に恵まれ、空気は美味しい。

リンゴの古木のうろに住むアマガエルどん
景色も美しい。

こんな環境で仕事ができて幸せだ〜〜と感じました。



順調に仕事も進み22日にはリンゴを積んで愛知県に戻りました。
......。
愛知県に戻る前、北アルプス絶景です
暑かった。


気温を確認すると27度。


りんごちゃんこの気候にこれから耐えてもらわないと。
まあ、植えた場所は愛知県といっても岐阜に近く回りは田んぼという割と恵まれた場所なので夜温は下がるのでまだ良いかも。


あの場所はこんな事がないと絶対行くチャンスの無いところです。
移植を依頼してくれたお客様、そしてリンゴを譲ってくださった方。

仕事の間にワラビ採り
良いご縁に恵まれてるな、有り難いとしみじみ思いました


ぜ、贅沢です
がんばれ!りんごちゃん












2018年3月2日金曜日

春が来ましたね

北の庭のウメが咲きだしました。
今年は寒かったので約一ヶ月遅れの開花でした。

遅かった分だけ咲くスピードは早いです

いつの間にかフキノトウも開き始めています。

こうなってくると毎日、毎日意味もなく庭をうろうろ。

椿はまだ蕾の色が出ていないなとか、キブシは少し色が出てきたなとかわくわくしながら植物たちの観察です。

私は庭で咲いた花をほとんど切って生けることをしません。
というか、出来ないのです。
もったいなくて....


庭で咲いている姿がものすごく好きなのです。
なので庭で花を愛でて楽しみます。


ただ、例外があります。
それは水仙。

北の庭はその名の通り、北にあるため陽の光の好きな水仙たちは間延びしてしまいます。
その結果、花が咲きだすとその重みで倒れてしまいます。

そうなると可哀想なので花は切ります。(切れます?)
そんな水仙たちを切りながら過ごす朝は至福の時です。
満ちたりてると実感。
庭があるって本当に素敵なことだと感謝。








今年も水仙たちが我が家に遊びに来ました。