うう〜ん・・・
基本的には年間通してあまり変わりません。
前回のブログでも書きましたが、植栽工事が出来ない時期はありますが、じゃあその時は暇か?といえばそうでもありません。
造園工事には植栽以外の仕事もありますし、定期的な管理もあります。
先日年間管理を任されているA様のお宅に草取りに行きました。
今までも書いていますが、草取りって簡単だと思うかもしれませんが、全ての草を取るなら簡単かもしれませんが植えた植物でも繁茂しすぎたのを切り戻したり、独り這えの植物を何の植物か判別して残したり、抜いたりして、庭をどの方向に育てていくのかと自分の中にあるイメージを思いながらの作業で結構難しいのです。(すごく楽しい時間ですけど)
A様は以前のブログでも紹介させて頂きましたが、広い庭のリフォームから始まりました。
既に巨木となったケヤキ、サクラ、ムク(独り這え)が生い茂る庭です
せっかく、広い空間と巨木があるのでリフォームの際、1x1mという割と大きな堆肥置き場を2つ作りました。
A様はずっと以前に電気式の生ゴミ処理機を購入されて試した事があるそうですが、正確にはあのタイプは乾燥させるのであって生ゴミを堆肥化しているのではありません。
庭に出来た堆肥置き場は生ゴミもどんどん入れても臭いません。
多くの人は誤解しているのですが、生ゴミは好気性菌が活発に働くことによって匂いが出ないのです。
簡単に言えば匂いが出るのは嫌気性菌が働いて発酵ではなく腐敗の結果なのです。
なので空気に触れる事によって匂いが出る事はありません。
冬の間に庭から出た落ち葉でこの堆肥置き場は満タンでした。
けれど、先日にはたくさんの微生物のおかげで落ち葉と生ゴミは立派な堆肥に変身していました。
(もちろん、それまでに切り返し作業をしています)
広いので普通に中に入れます。 ・・・が発酵しているので暑い |
暖かい気温で微生物さん達は働き盛り!
私もせっせと堆肥を庭に戻していきました。
落ち葉と家庭で出た生ゴミが立派な堆肥となり、それを庭に戻してゆく・・・
これがリサイクルであり、エコでしょ〜
この中にはミミズやクワガタの雌!が産卵の為にたくさんいました |
汗を流しながら、大満足の私でした