2022年11月29日火曜日

庭の肥料は?

庭の植物に肥料は必要でしょうか?

庭が完成したときに聞かれることがあります

答えとしてはいわゆる「肥料」は要りませんね。

植木鉢に植えられた植物は土の量が限られているので肥料は必要になりますし、野菜のように半年間で収穫をするものも沢山の収量を望むのであれば必要になると思います。


施工例岡崎市K様 先日の様子

数年前に庭のリフォームをさせて頂いたH様(来年くらいにはHPの施工例
でご紹介できると思います)は家庭菜園というには広い畑を作っています。

自宅近くで牛糞を無料でくれる場所があるということで畑にはもちろん牛糞を入れていましたが、庭のリフォームが済み庭のためを想い牛糞を庭にマルチングされました。


半年か一年立つと庭の植物がぐんぐん成長。

剪定に伺って観察していると育ち方が不自然です....。

例えるなら筋肉増強剤でも飲んだような???

枝に柔らかさがないのです。

これが牛糞の力かぁ〜と感心しました。

お客様としては牛糞は土壌改良材の感覚(畑観点)だったようですが庭の植物からすると筋肉増強剤なみの威力です。

追加はしないでくださいとお願いしました。

植えていない千両がこんなに育っています



庭の植物は早くて年単位、5年、10年といったスパンで考えていくので肥料は必要ありません。ゆっくりゆっくり自然なスピードで大きくなるのが大事です。

庭の植物に与えるならバーク堆肥です。

これは土壌改良を目的に使うもので肥料ではありません。

私はこのバーク堆肥を使っています。


もちろん庭が落ち着き何年も経てば自庭の落ち葉が堆肥になってくれるのでこれも必要なくなります。



毎年新しい植物が芽吹いています


しかし、牛糞でもあれだけの効果があるのに化成肥料を施したらどんなになるんだろう...。

化成肥料を使い農薬を使い大きく育った野菜を食べる人間。

おそらく体内に残留しますね。


米作りを始めたお陰で今までより更にこのようなことに敏感になってきました。








 

2022年11月1日火曜日

田んぼ、その後

 以前のブログでも書きましたが田んぼの収穫が終わりました。

全部で4反あるのですが、そのうちの3反は穂が実り始めたときにイノシシに荒らされてしまい全滅。

こちらは電気柵を付けたあったのですが、迂闊なことに電池切れを確認し忘れたのです。

まあ自業自得ということでしょうか...。

その後また同じ過ちを繰り返さないように電池をソーラーに変えました。

残りの1反は(場所が離れています)金網が囲われているのでイノシシは問題なく。

収穫はコンバイン(刈り取り、脱穀、選別をしてくれます)を借りようと思っていたのですが貸主さんからコンバインが壊れたとの連絡がありました。

1反ならコンバインでなくバインダー(刈り取り、結束)でやろうと決定しました。

あ、もちろんバインダーも借り物です。


まだ余裕がある状態です


この場合はその後稲架掛け(はざかけ)をすることになります。

収穫当日動き始めたバインダーが上手く動かない事態が発生し。手刈りで続行。

20人工くらいかけて(2日)収穫出来たのはほぼ半分以下....。

どうなることかと暗くなっていたらやっとバインダーが治り完了。





機械の有り難さを実感しました。


稲架掛けの美しさ


稲架掛けで10日間ほど天日干しをしてハーベスター(脱穀機)で籾(もみ)の状態になりました。



機械は早いです!!!!

まだその後に籾摺りと作業をしてやっと玄米です。

米作るのって本当にたくさんの機械が必要です。

それも高額です。一つが壊れて代変わりしたら米作りをやめる家が多いのもわかります

(兼業農家では絶対元は取れません)


すべて初めての体験でしたが米作りの作業自体は楽しく全然苦はなかったです。

来年はこうしよう、ああしようと模索中です。


しかし、一番の問題は「時間がない」ことです

一緒に米作りをしてくれた欧州建材さんがマメに色々動いて下さって感謝!

私一人では絶対に時間がありませんでした。

会社員ならば休みは確定していますが自営業者は基本休みはありませんので止む無く、仕事を休む、乗馬をあきらめた日が数日あります....。


雨だと仕事も出来ない、田んぼも出来ない、乗馬も出来ない.....。

でも今日は久しぶりの雨なのでこうしてブログが書けるのですけれどね。