そのため北側の庭にはタラ、コシアブラ、コゴミ、フキ、ワラビ、ミョウガ、山ワサビ、ミツバなど毎年出てくる山菜類がそこかしこに生息しています。
季節季節になると内心にやにやしながら徘徊して食べごろをチェックしているのです。
さすがに竹は困るのでおりませんが、タケノコも大好きです。
今年は天候不順でタケノコ(孟宗竹)が一回(といっても3.4本ですが)しか食べられませんでした。
毎年、もうタケノコはいいや一年分食べたというくらいその季節には食べています。
しかし、今年は一回湯がいただけでは物足りない・・・
わざわざタケノコの為だけにつかう大鍋まであるのに。
例年はモウソウをたらふく摂取するので破竹にはあまり惹かれなかったのですが、何しろ食べていないので、破竹にも飛びついてしまった私です。
破竹を灰汁出ししながら、横目でぬか床を眺めて感心していました。
ぬかってすごいなぁ・・と。
ぬか漬けも毎年作っているのですが(何年ものというのではなく春先に毎年新しく作っています)例年はタケノコの時期にはまだぬか漬けは作っていないのであまり気がつかなかったのです。
直径35cm 普段は必要ありません |
玄米食が基本なのですが、タケノコご飯や豆ご飯などのときは精米します。
そのとき出るぬかでタケノコをゆがいたり、ぬか漬けにします。
ぬか床を混ぜるとぬかの油で手がしっとりします。
事務所のリフォームした場所の床材はスギとヒノキです。
無塗装のままなので最初はぬか袋をつくって床を磨いていました。
・・・でもこれは挫折してしまいましたので大きな顔はできません。
けれど、しみじみ先人の知恵を感じます。
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