2022年12月29日木曜日

年末剪定 年間管理

 常に書いていますが、庭は作るよりも管理のほうが大事かもしれません。

それは庭は植物といった相手が生きているせいかと思います。


子供だって生むことより育てるほうが時間もかかるし大変ですよね。

有り難いことに新しく庭を作ること(リフォームを含めて)も継続してご依頼頂いておりますが、年末は剪定に重点をおいています。

それは冒頭に書いたように管理がとても大事だからです。

(年末に集中するのは植物には関係なく新年を気持ちよく迎えたいという気持ちからですけど)


剪定は私が作らせていただいた庭はもちろん、色々なご縁で剪定のみのお付き合いの庭も多々あります。

剪定のみの庭に関わらせていただいて一番思うのは私に変わって良かったと感じてもらえることです。

相手は短く、さっぱりすれば良いと思っているかもしれませんが私は違います。

なんだかよくわからないけど何か以前より良くなった?と思って欲しい。

管理する人間の手が変わり3年位すると植物の様子が変わってきます。

その様子を感じながらの手入れはとてもやりがいがあります。

たま〜に以前と思うと植物が落ち着いて来たけどなんでかね?と聞かれることがあります。

私は自信を持って?そのように剪定していますと答えます。

そう、ただ仕事として切るのでなく。人間も植物も気持ちよくなるようにと思いながら剪定しています。


私に縁あってかかわった人、植物すべてが気持ちよくなってほしい。

それが私が気持ちよくなること。


こちらはHP施工例桑名市T様邸

年間管理なので昨日は年末恒例の掃除に伺いました。

落ち葉を掃除しただけでもこんなに違います。

苔が生えていなければ植物のために落葉樹の落ち葉は残しておきたいのですが....


これはこれで森感があって好きなのですが



落ち葉を踏んでカサカサ音がするのが好き

森から町家風に?





庭が日々に暮らしにうるおいを与えてくれ、安らぎの場所であってほしいと思います。





2022年11月29日火曜日

庭の肥料は?

庭の植物に肥料は必要でしょうか?

庭が完成したときに聞かれることがあります

答えとしてはいわゆる「肥料」は要りませんね。

植木鉢に植えられた植物は土の量が限られているので肥料は必要になりますし、野菜のように半年間で収穫をするものも沢山の収量を望むのであれば必要になると思います。


施工例岡崎市K様 先日の様子

数年前に庭のリフォームをさせて頂いたH様(来年くらいにはHPの施工例
でご紹介できると思います)は家庭菜園というには広い畑を作っています。

自宅近くで牛糞を無料でくれる場所があるということで畑にはもちろん牛糞を入れていましたが、庭のリフォームが済み庭のためを想い牛糞を庭にマルチングされました。


半年か一年立つと庭の植物がぐんぐん成長。

剪定に伺って観察していると育ち方が不自然です....。

例えるなら筋肉増強剤でも飲んだような???

枝に柔らかさがないのです。

これが牛糞の力かぁ〜と感心しました。

お客様としては牛糞は土壌改良材の感覚(畑観点)だったようですが庭の植物からすると筋肉増強剤なみの威力です。

追加はしないでくださいとお願いしました。

植えていない千両がこんなに育っています



庭の植物は早くて年単位、5年、10年といったスパンで考えていくので肥料は必要ありません。ゆっくりゆっくり自然なスピードで大きくなるのが大事です。

庭の植物に与えるならバーク堆肥です。

これは土壌改良を目的に使うもので肥料ではありません。

私はこのバーク堆肥を使っています。


もちろん庭が落ち着き何年も経てば自庭の落ち葉が堆肥になってくれるのでこれも必要なくなります。



毎年新しい植物が芽吹いています


しかし、牛糞でもあれだけの効果があるのに化成肥料を施したらどんなになるんだろう...。

化成肥料を使い農薬を使い大きく育った野菜を食べる人間。

おそらく体内に残留しますね。


米作りを始めたお陰で今までより更にこのようなことに敏感になってきました。








 

2022年11月1日火曜日

田んぼ、その後

 以前のブログでも書きましたが田んぼの収穫が終わりました。

全部で4反あるのですが、そのうちの3反は穂が実り始めたときにイノシシに荒らされてしまい全滅。

こちらは電気柵を付けたあったのですが、迂闊なことに電池切れを確認し忘れたのです。

まあ自業自得ということでしょうか...。

その後また同じ過ちを繰り返さないように電池をソーラーに変えました。

残りの1反は(場所が離れています)金網が囲われているのでイノシシは問題なく。

収穫はコンバイン(刈り取り、脱穀、選別をしてくれます)を借りようと思っていたのですが貸主さんからコンバインが壊れたとの連絡がありました。

1反ならコンバインでなくバインダー(刈り取り、結束)でやろうと決定しました。

あ、もちろんバインダーも借り物です。


まだ余裕がある状態です


この場合はその後稲架掛け(はざかけ)をすることになります。

収穫当日動き始めたバインダーが上手く動かない事態が発生し。手刈りで続行。

20人工くらいかけて(2日)収穫出来たのはほぼ半分以下....。

どうなることかと暗くなっていたらやっとバインダーが治り完了。





機械の有り難さを実感しました。


稲架掛けの美しさ


稲架掛けで10日間ほど天日干しをしてハーベスター(脱穀機)で籾(もみ)の状態になりました。



機械は早いです!!!!

まだその後に籾摺りと作業をしてやっと玄米です。

米作るのって本当にたくさんの機械が必要です。

それも高額です。一つが壊れて代変わりしたら米作りをやめる家が多いのもわかります

(兼業農家では絶対元は取れません)


すべて初めての体験でしたが米作りの作業自体は楽しく全然苦はなかったです。

来年はこうしよう、ああしようと模索中です。


しかし、一番の問題は「時間がない」ことです

一緒に米作りをしてくれた欧州建材さんがマメに色々動いて下さって感謝!

私一人では絶対に時間がありませんでした。

会社員ならば休みは確定していますが自営業者は基本休みはありませんので止む無く、仕事を休む、乗馬をあきらめた日が数日あります....。


雨だと仕事も出来ない、田んぼも出来ない、乗馬も出来ない.....。

でも今日は久しぶりの雨なのでこうしてブログが書けるのですけれどね。




2022年9月15日木曜日

今年も行けませんでした

 本当なら、9月12日からアイルランドに行く予定で今頃はアラン島にいたはずですなのですが。




既にアイルランドを始めヨーロッパはコロナの制限は廃止されています。

ワクチン接種済み、未接種なども一切不問となり行動制限もありません。

そのため4月にはアイルランドへの飛行機チケットも購入(早期購入のが安価なためです)

(購入というか3年間海外に出られなかったためJALのマイルは貯まっています...。)

コロナ前に毎年行っていたアイルランドのアラン島での石積みのワークショップに参加するためでした。



ですが、ウクライナ問題が.....。

4月にチケット購入したときには9月には問題は解決しているだろうと安易な希望を持っていましたが.....。

JALから変更便のお知らせが入りました。

名古屋から羽田の便が12日から11日早朝に変更。

12日朝に羽田発。

え?羽田に丸々一日???(最初にこの経由でチケットを取っているので了承するかキャンセルしか道はありませんでした)

ロシア上空は飛行機が飛べないので運休が続出、飛行時間もプラス4時間となっています。

最初は12日朝に名古屋を出発しその日の午後3時半にイギリスに到着という予定。(時差が−8時間のため)

以前ならそのまま乗り継いでアイルランドへ入れたのですが(アイルランドへの直行便はありません)何しろヨーロッパは規制がなくなったので猫も杓子も旅行に行きたくて空港は空前絶後の混雑ということで当日にアイルランドへ到着は無理かも...ヒースロー空港内で一泊するべき?と考えていたのですが、それどころではありません。


11日の朝5時くらいに家を出て、アイルランドに到着は13日のお昼???

1日で到着してたのを3日かけて行くの?

その上お金は高く、羽田〜ヒースローは16時間???

時間がもったいない。

今までならそこで過ごせた2日を移動に使う?

悩みましたが今年も諦めました。


Facebookやインスタグラムで繋がっているアイルランドの友人、知人たちがアラン島に集まって投稿を始めてます。

遥か遠く日本から羨ましく「いいね」をを押しています....

2019年の様子


来年こそは!!!







2022年8月8日月曜日

庭を作る

 大雨で全壊した前事務所は庭がありませんでした。

なのでそこに住んでいた30代のころは50歳になったら仕事を減らし山奥に移住して自分の庭をつくりたいと考えていました。(そのために始めた貯金が現事務所の頭金になりました....)

今私は54歳。

仕事を減らす気持ちは毛頭なく忙しい日々に感謝感謝の毎日です。

今では山に引っ越す気持ちはありません。

私は自分のための庭を山ではなく岡崎市の町中で手に入れました。

現事務所には駐車場を兼ねた前庭、細長い敷地なので灯りとりも兼ねた中庭、そして長い北の主庭があります。

白蓮 玄関で咲いてくれます



そのせいもあるかとは思いますが仕事を続けて来てしみじみ思うのは、仕事が楽しい!!!

確かに夏は暑さで死にそうなのに紫外線も遮らないと皮膚がかゆくなる、腰痛だってある、冬の地下足袋はしもやけになるほど足は冷える.....

それでも楽しいのです。

私は庭が欲しいと思いながら、でも具体的な思いが明確でない人たちの気持ちを読み取りその思いを実現するためのお手伝いをさせて頂き、その方々の喜ぶ顔が心から楽しみ。

↑これは私のHPのコンセプトにも書いてあることなのですが喜んでもらえることが本当に嬉しい!と気が付いて来ました。

庭を引き渡し、お客様からの庭の様子(調子が良い、悪いどちらでも気にしてくださっているのがわかり嬉しいです)を伺ったりしてまたまた嬉しいのです。

引き渡した時の笑顔、手入れに伺った時の笑顔。

嬉しくて楽しくて。


庭を通して繋がった方たちの笑顔が見たくて仕事してるのかもと思うようになりました。

私と仕事した方ならご存知だと思いますが私は植物が大好きです。

そして恐らくご依頼くださる方よりは植物についてくわしいと思っています。

私が皆さんに喜んでもらえることはこの「植物が好き」を通してかなぁと思うのです。

すごくすごくすごーく小さな社会貢献的な.....。

3年振りに岡崎の花火


庭の持ち主もそこに暮らす植物、生き物たちも幸せな空間。

そんなお手伝いができるのが嬉しく楽しい。

そんな機会を与えてくださる方たちに恵まれ、こんな好きなことが仕事である私は幸せ者です。









2022年7月5日火曜日

家の植物

連日の雨です


私にとって久々の休み。

雨が一日で終わると頭痛で終わってしまうので損をした気持ちになりますが雨が続けば頭痛もなくなるので溜まった家のことが少しはできます


晴天の続く中なんとか漬けた梅(今年は7キロ漬けました)にシソを入れ、密かな楽しみの下垂性デンドロビウムをヘゴに付け、ヒカゲヘゴは植え替えて。

夏の間は外で管理


植物を扱うのが仕事なのですが、庭で使わない(使えない)植物も好きで家でも色々な植物が住んでいます


植え替えたヒカゲヘゴ こちらも夏は外

小型のランを集めています

ネペンテス ミランダ この色好きです

蓮とネペンテスが絡んで

こちらは庭でも使える黄花鹿の子ユリ 今日咲き出し

この頃おばちゃん家にいるね?



仕事は遅れていきますが、たまには休んでも良いですよね????




 

2022年6月17日金曜日

このところ、いつものような気が

仕事がものすごく立て込んでいます


なんだかこの頃のブロクはいつもこう書いている気がしてきました....

本当に有り難いのですが、心苦しい気持ちです。

去年はものすごく忙しかった。

今年はそうでもないかな?と思っていた1,2月。

3月からどんどん忙しくなりました。(先方の予定で仕事がずれてきたのもあります)

本当に有り難いのですが!今現在、決まっている仕事でもいつ入れるかわからない状況です。


碧南市S様邸の先日の様子




先日も長いお付き合いの碧南市S様邸に 伺った際にお忙しいですか?と聞かれました。

私「はい。おかげさまで」

S様「良かったですね」

私「でも、お客様には良くないです...」

S様「え?」

私「頼んでも全然来てくれないと思われているはずです...」

S様「順番でしょ?」


基本依頼順ですが新規工事に加え、年間の管理仕事もあります。
私達の仕事は季節が重要なので時には順番を入れ替えないと植物に良くないことがあります。植物より人間でしょ!と思うお客様はほとんどいないとは思っているのを前提であえて書きますが、植物を優先することはその人達を結果として気持ちよく過ごしてもらうことに繋がります。

植物にとって良い季節に植えたり剪定したりすることは植物に負担が少ないのでその家の人達にも負担が少なくなります。(調子が悪くなったとかのリスクが軽減されます)

とはいえ、お待たせするのは気が揉めます。

そして植物には大切ですが今は梅雨。

梅雨明けまでに植物を植えられなかったお宅は秋以降の植栽になっていきます。

2018年に作らせて頂いたO様 先日はじめての剪定に伺いました


心から申し訳なく思っています。

他の人たちにも手伝ってもらっていますが、その日に動く現場は1箇所。

自分がそこにいなくては納得行かない箇所が出てきます。


折角のご依頼。

スピードより内容だと思っています。


となると頑張っても中々進まないんですよね.....






2022年5月13日金曜日

田んぼ

父が育ったのは岡崎市でも川を挟んで豊田市と隣接する山間部です。
 私が山で植木を植えている畑の入り口に今は亡き叔父さんの田んぼが3反あります。

 近所の人が田んぼをやっていてくれたのですが2年ほど前から他の田んぼに移ってしまいました。 
私の従兄弟たちは田んぼに興味がなく荒れ始めた田んぼ....。
イノシシにボコボコにされてました...


 密かな夢の一つにこのあたりの風景を私が見ていた子供の頃の美しい里山に戻したいというものがあります。
 山の整備もそうですが田んぼが荒れていくのを見るのが辛い。
 しかし、それらを行う時間が圧倒的に足りない。 
そこでコロナで資材が中々入ってこず開店休業状態に近い欧州建材さんに田んぼやってよと声掛けしました。


 そんな気分になれないといっていたのですが1年掛かりましたが今年はやる気になってくれました。 



 しめしめと思っていた矢先にプチ事件が。
 父も1反ほどの田んぼがあります。
 仕事が忙しいのを理由に田んぼは依頼して作ってもらっていました。 


 しかしその人が体調を崩して継続不可能に...。
 やる気になってくれても街生まれの街育ちの欧州建材さんにさあどうぞ!あとはよろしく! とは言えません。

 叔父さんの田んぼと父の田んぼ。

 これも何かの運命かも。 

 と田んぼデビューとなりました。


 植物の仕事といっても田んぼは初めて。

 なんにもわかりません。
 道具だって何もない....。 

父は長男ではないので山から出て70年以上。
 私はここでは育っていないので知り合いもいません。 


 それでもなんとか父のつてを探し出し、挨拶に伺い道具は貸してもらえることになりました。 その人達の笑顔の素敵なことと言ったら!!!
 今まで山にいってもみんな知らない人でしたが少しづつお知り合いが増えてきています。


 そうするともっともっと山を美しく、田んぼも頑張ろう! とモチベーションも上がってきます






 田んぼを始めようと決めたときが遅くこのあたりで作られているミネアサヒという品種は締め切りで今年は植えられなく、あいちのかおりという品種を植えることにしました。 

これは植え時期がミネアサヒより遅いので周りの諸先輩方の田んぼを観察しながら作業が出来てよかったのかな?と思っています 

54枚もらってきました






 田植えは今月22日の予定です。

2022年5月1日日曜日

GW

 5月1日~8日までGW休みにしました。

休みとは言ってもあくまでも現場が動かないと言う事ですが。

世間では4月29日からGWが始まったようで翌日30日は道が大渋滞でした。

その日の現場が岡崎市内のイオンがある地域の為周りが動かない…

多くの人にとってGWは休みなんだなぁと実感した次第です。

30日の現場 隣地が更地になり売り出された土地を購入されました 先人の残したシラン


私にとってのGWとは山の作業と冬物と夏物入れ替え、大掃除を意味します。

遊ぶ事は考えてない、いや考えられない。

前回のブログでも書いたように通常は平日(月〜土曜日)現場、日曜日打ち合わせと言う事が多いのでほとんど休みがありません。悪い事に雨は偏頭痛のため大抵動けず寝ています。(薬飲めば良いのかも知れませんが薬は飲みたくないのです)

なのでGWは遊ぶのではなく、仕事以外の事をやる日々。

しかも、今年から田んぼ始めたので(ブログに書いていませんでした。この休み中に書きます!)更にやる事は増え…

オオヤマレンゲ 昨年リフォームさせて頂いたお宅で咲きだしました。


4月は仕事や、雨で一回しか行けなかった乗馬もGWには行きたい!

3.4.5日は山&田んぼ作業予定なので乗馬は2、6.7日。この日に毛布やコタツ布団など洗って干して!大掃除!天気予報がありがたいです。

本日1日は植木市場の予定でしたが、雨で体調が悪く家で寝ていました。

8日は打ち合わせ。


あっと言う間に休みは消えそうです。





2022年4月24日日曜日

嬉しいなあ

すっかりまた日にちが空いてしまいました。

平日は現場、日曜日は打ち合わせという日々が続いています。


HPにも掲載させていただいている高浜市W様が引っ越しされました 

仕事の関係で高浜市は不便だということで豊田市に移住。

最初の家は自分たちで庭造りをして納得いかない→リフォーム依頼でしたが、今回は一切手をつけずご依頼いただきました。

前の家は注文住宅でしたが今回は分譲住宅を購入。

ご本人たち曰く、素人が色々口を出すと使い勝手が悪く変なところにこだわって高くなってしまうから分譲のが良かった。


分譲のプラン


なるほど。

ある意味正解かもしれないなあと思いました。

分譲住宅なのでもちろん庭も簡単ではありますが作ってあります(正確には木が植わっているでしょうか)

同じ方に2度庭を作らせていただくのは初めてのことですが、好みはわかっていますしとても考えやすかったです。

考えやすいといってもこんな感じが良いとは思ってもそれをどう収めるか考えるのは毎回同じくらい大変です(この大変なことを考えるのが好きなのですが)

プランをお持ちしてとても気に入っていただけました。(と思います)

ご家族のことを考えたプランは金額的にはあまり優しくないものに....。

私は最初に予算を聞くということはしません。

予算を聞いてしまうとそれにとらわれて、そこに一番良いと思うプランが考えられなくなってしまうからです。

お金のために仕事をしているわけではありません。(ただ、いただかないと私も暮らしていけないのですが)

依頼してくださった人が私に頼んで良かった!と思ってくださり喜んでくださる笑顔が一番のご褒美として仕事をしています。


毎回言うように庭は住宅と違って完成していなくても住んでいけます

予算が合わなかったら工事を何回かに分けても良いですし、変更も出来ます。

ただ、幸いなことに大抵私のプランとお客様の予算がものすごい違うということはありません。

話は戻しプランの中で金額的に幅をとっている部分についてご主人が言われた言葉。


「これをなくしたら杉浦さんに頼む意味がない」

ものすごく感激しました。

仕事していて本当に有り難い言葉です


施工前の状態 どう変わるか?


工事に入れる時期は未定ですが(順番的に)実際に形になってまた喜んでくださるのを楽しみにしています











2022年2月13日日曜日

植物のご機嫌

 植物を見てると健やかなのか、そうでないのわかります。(恐らく)

そのままで良いのか何かしてあげるべきなのか…

お客様はよくわからないようです。

何でわからないのか不思議だったのですが、理由がわかりかけて来たような。

オオイヌノフグリ


乗馬を始めて5年目に突入しました。ずっと馬が何を考えてる全然わかりませんでした。

先生に聞くとわからないのがわからないと言う感じ。

だって基本いつも同じ顔してるように見える…

色々な本を読んでみたりネット検索してみたり。

でもよくわかりません。

更に先生に聞くと本なんか頼らないで目の前に先生(馬)がいるじゃないですかとの返事。





....全くわからないなりにとりあえず観察。

いつも同じ顔してる…

嬉しいの?嫌なの?

はー全然わからんわ。


と思っていたのですが、ふと最近何となーく嬉しそう、不機嫌そうと感じている自分に気がつきました!

!!!

これって見続けたお陰?


!!!!

咲き出した白梅

植物見て状態がわかるのとわからないってこれ?


と腑に落ちました。

そうだよね。生きているんだもん。

人間や犬、猫のように捕食する生き物でない場合は

わかりやすい意思表示はしないかも知れない。

でも生きてる。

それなりの表現はある。

けれども、それは微かな表現。

それを受け取るには見続ける事が大事。

受け取る側の度量が必要。

石の上にも3年。

昔の人は良いこというなぁ。


私は3年以上かかっていますが入り口が見えました。

常にお客様に行っていることは「まず、植物を見てください」自分がどうしたいかではなく、相手が何を考えているのか。

馬と同じじゃないですか。


人の助言を受けたり、本を読み漁るのも悪い事ではないと思います。

でも本当でないことも書かれています(特にネットは)

本当に大切なのは見る、見続ける事。

わからなくても。

そうすると少しづつ見えてくる。

五色椿


目の前にあるのは一番確実な先生なのですね。

生き物はみんなそう。

生きたいんです。

植物を見ているとこのことを感じます。







2022年1月8日土曜日

明けましておめでとうございます

2022年が始まりました。


毎年年末は心の余裕がないので現場は10日までお休みしています。

今は新しいプランを作ったり、本来なら山での作業があるのですが今年は雪が降ったり(昨日も山にいきましたが道路に積雪があり断念)で山作業は進んでいません....


乗馬も今年で5年目に突入します

5年目になってもまだまだ初級....。

基本現場が休みの日曜日しか行けないのですが、長期休暇は別です。

今年は3日に初騎乗しました。

日曜日は打ち合わせになることも多く行けない週もあります(天候によってレッスンが中止になることも!)

今月も16日、23日は遠方の打ち合わせなので行くことは無理。

けれど、好きな仕事をさせていただき、長年の夢だった乗馬もできる。


我が家の子になってから何年も咲かなかった蘭が咲きました!


有り難いことです!

今年もお会いする全ての人が笑顔になるように努力していきたいと思います


どうぞよろしくお願いいいたします