毎日少しづつ溶けかかっています。
クーラーが無い生活をしているというと暑さに強いと思われそうですが、本当に夏は苦手です。
本当の所、夏の間中クーラーの中から一歩もでなくて良いのならクーラーの中で生活したいくらい暑いのはイヤです。
でもそんな事は不可能な私の仕事。
悲しい事に私の体は順応性が低いのです。
クーラーの効いた室内と外気温との温度差に体がついていきません・・・。
ストイック?
貧乏なだけ?
(クーラーって高いんですよね。びっくりしました)
でも事務所は本当に涼しい。風の抜ける家です。
毎日仕事から帰って来ては「あ〜なんて涼しいんだろう〜」と一人ごちる私です。
とはいっても昨年はまだ南に木が植わっていなかったので2階は熱風が入って来ていましたが、今年は一本のモミジのおかげで風が冷たくなりました。
こんなに一本の木で気温が変わるのか?!というくらいです。
このような事がわかるのもクーラーが無いおかげです。
日本で推進されているのは効率的にクーラーを効かせる為に高機密の家・・・
なんか変と思うのは私だけでしょうか・・・
一軒一軒クーラーを使えば、そりゃあ家の中は涼しい。
そのかわり、室外機の熱風がどんどん外に出されます。
それにより外気温は上がります。
・・・・・
それよりは一軒一軒の敷地を広くとり、住宅の周りに樹木を植えていく。
言うまでもなく植物は二酸化炭素を吸って酸素を排出します。
木が植わる事により空気はきれいになり、気温は下がります。
騒音も吸収してくれます。
そういった住宅が一軒だけでなく少しづつ建っていけばその辺りは涼しくなるのでは?
そしてそれが地区ではなく市、県というように広がっていけば日本はもう少し涼しくなって(地球温暖化対策になると思うのですが)暮らしやすくならないないでしょうか。
補助金出すのなら樹木を植えた家庭すればいいのに。
高機密住宅を作るよりトータルコストはかからないはずです。
な〜んてことを南面に植わったモミジからの涼を受けながら考えています。