2018年11月27日火曜日

年末剪定

仕事を20年続けていれば当然、手入れの仕事も増えてきます
庭を作らせていただいたお宅はもちろん、剪定のみの方々も。

ヤブコウジ、十両とも言います 

先代からの仕事を受け継いているところなら剪定業務だけで一年が過ぎていくそうです。

私はそんなことはありませんが、それでも11月からは年末剪定に専念します。
基本、工事はお休み。
やはり日本人、きれいな庭で一年を迎えたい方が多いのです。

依頼順にスケジュールを組んでいきます。
それでも天気などにより思いどおりにはいきません。

一日で終るところもあれば、何日もかかるお宅もあります。


毎回思うのは庭は造ることも大事だけど、維持管理が本当に重要だということです。

こちらは今年で11年目の碧南市のS様邸。



出来たときからずっと面倒を見ています
手前味噌ですが、写真ではここの真の美しさは収まりません。
普段から庭を慈しみ、信頼してご依頼してくださるS様ご夫婦に感謝。

大きくなりすぎたものは切り戻し、鳥さん造園部が落として発芽したものは残したり、ご遠慮願ったり....。


年末はカレンダーと天気予報を見比べての、精神的にも肉体的にも中々大変な時期ですが、やはり楽しい日々ですね


2018年11月6日火曜日

楽しい、うれしい、仕事、大好き

新しく管理を任されたとあるクリニックさま。

これだけはやってほしいということ以外はお任せしますとのことでした


新しく建てた場所ではなく、以前は他の人の持ち物だった建物と庭。
こういった場合は植物は最初から植わっているものなので元々植物好きじゃないと愛着が湧きにくいのです。
今までは気にしていない場所でも、庭があってよかったと思ってもらえるように頑張りますね!といつものように図々しい発言をした私でした。


先日初めて伺いました。
どうやら食べられる実ものがお好きだったようで、柿が5,6種類、柑橘類も何種類も植わっています。


以前も書いた気がしますが、剪定をみれば前任者がどのような気持ち(植物や仕事に対する想い)で手入れをしていたかはすぐわかります。

可哀想に全く愛を感じられませんでした。
植物を生き物として扱ってない。

かわいそうな木々たち....

これからは良くなるように手入れしていくからね。
と挨拶しながらの手入れ。


柿も豊作で収穫していると、この柿はどうやらとても美味しいらしく鳥さんが食べている様子。



今までは地面から収穫できる範囲だけスタッフの方が食べていたとのことでした。
脚立を使って収穫すれば全部取れるのですが、今まで楽しみにしていた鳥さんたちがあれれ?と思うのは可哀想だと少しだけ収穫せずに残してきました。

一緒に仕事をしてくれた子には「なんであそこだけ柿残したの?」と聞かれました。
「鳥さん用にね」と答えた私。


クリニックがお休みのときに伺うので先方にはお会いしていません。
今日、嬉しい返信をいただきました。


柿、おいしいかったですよね。
鳥用に木に実を少し残してらっしゃるのを見たときに
杉浦さんにお願いして良かったと思いました。
すべての生き物と共存し、お互いにその恩恵を受けあって
成り立っていく。
鳥の糞が肥料となりまた柿が育つ。
鳥が来ることで虫を食べて退治してくれる。
素敵な庭になることを期待しています。


柿を残して置いた意図を汲んでくださる方たちで本当に良かった


2018年10月10日水曜日

人生フルーツ

映画 「人生フルーツ」 
残念ながら私はまだ見ていません。

庭で収穫した完熟梅
でも、映画化される前に偶然本屋さんで「あしたも、こはるびより」という二人が書かれた本をかなり以前に購入して知っていました。

家よりも広い庭のなかに雑木林と畑。
のんびりと、でも庭仕事に忙しく毎日を幸せに暮らしておられました。

今年は7キロくらい作りましたが最高の仕上がり
世間の流れに疎い私は映画化されたことなど全く知りませんでした。
あるときにお客様からとっても素敵な映画をみて、あのように私も暮らしたいんですと言われました。
内容を聞いて「あしたも、こはるびより」のお二人だとすぐにわかりました。



ゆかりも好調 その後梅酢で紅生姜を作ります
その後、数件のお客様からやはり「人生フルーツ」が理想なんですと言われました。

お客様の中で数件は多くはないかもしれません。
けれど今まで理想の暮らしで映画でも、人物でも重なったことはありません。

なんだか、とても嬉しい。


お米も良い出来でした
そう。

私の理想の庭は日本庭園とかイングリッシュガーデン、今流行りの?雑木の庭とか定義されるものではないのです。
日々の暮らしの中で、季節を感じ、生き物を感じる。
野菜を収穫し、山菜採りや実ものの収穫。
楽しみ、生活する空間。


わらびとたけのこは春に収穫したものを塩漬けにして保存 都度都度塩抜きして食べています


暮らすことが楽しい庭。

もちろん、家より広い庭を持てる人はそんなにいません。
庭さえない戸建てが増える今。
けれども、その広くないかもしれない空間をいかに心地よい空間に変えていくか。


先日山で草刈りしてたら、出てきました.....


雑木ももちろん植えるけど、果樹だって植わっている。
でも、植物に無理はさせないように植栽位置や環境は配慮。
もっとも大事なのは統一感。

自然は大先生です。





2018年9月26日水曜日

帰ってきました

アイルランドより帰国しました
今回はとても濃い内容でした。
島のレジェンド ポーリックの農場 高さ2m超す高さに積まれています
もちろんドライストーンウィーリング(モルタルなど全くつかっていません)

何人かの友達ができたお陰でアイルランドについて、アイルランド人について短い間でも知ることが多かった今回。



変わった模様の牛さん


みんな本当にフレンドリーでとにかくよく喋る。そしてすごい早口。
日本語でもあんなに早くは喋られないと思う自分。
イギリスにいてイギリス人と話していてもなんとなく薄い見えない壁みたいなものを感じてきました。親切にしてくれても表面だけというか、社交辞令というか...


奥が去年の石積み 手前が今年

アイルランドではそれがない。

英語どこで勉強したの?とよく聞かれました。
イギリスには2年いましたが見事に一度も聞かれたことはありません。その後も数え切れないほどイギリスには行っていますが....ない。
彼らにとって英語は喋れるのが当たり前なのですね。実感しました。
それとよく聞かれたのが、子供はいるのか?いないというと次は両親は元気?
兄弟はいる?何番目?と続きます。これらはセットのように聞いてきます。

あと、街か田舎のどっちに住んでいるの?

岡崎は決して大都会ではないのですが、アイルランドに存在したら、大都会です。
答えに困りました。
何しろ、首都ダブリンを除けば岡崎市の人口を超す都市はないのです。
倉庫 ゲートの赤が利いています

外国に行くとわかりますが、自国民でツルムのは日本人だけではありません。
アメリカ人だって、ドイツ人だってつるんでいます。
去年も思いましたがアメリカ人は特につるんでいます。
ドイツ人とかはやはり自国語のが楽だからというのはわかるのですがアメリカ人なんて英語だからいいじゃん?と思うのですが、ほとんど他の国の人と交流しません。なぜ?

なのにアメリカ人観光客がものすごい多い。しかもツアーで。
まあ、アイルランドからアメリカに移住した人たちはとても多いのです。
これはアイルランドで起こったジャガイモ飢饉などが理由のひとつ。
ジャガイモ飢饉はアイルランドの歴史について読んでいるときに知りましたが、民族資料村みたいなところに友達と一緒に行ったら、そのときに使われた大鍋を教えてくれました。


また、森の中にはマリア様とかキリストの像が泉のほとりに祀ってある場所を時折みかけました。
なんでこんなところにあるんだろうと思っていたのですが、イギリスに支配されていたときの名残とのこと。
ああ、イギリスはイングランド国教会で、アイルランドはカソリックの国だった。
迫害の歴史の一つですね


イギリス人があまり好きではないということを読んだりしていましたがアイルランド人とずっと一緒にいるとある程度事実だなと思いました。確かに侵略されていたわけですから、当たり前といえば当たり前ですが...
実際におじいさんが独立戦争でイギリス兵に撃たれ生き延びたけれど、死ぬまで弾が体に残っていたという話も聞きました。

コニファーがいっぱい生えている場所があり、ここはコニファーが自生していると思っていたのですが、ガーデナーの友人に聞くとなんと植林だそう。
良くないのにとブツブツ文句をいう彼。

そう。
イニッシア島で石積みに参加する人たちはやはり自然派?志向が強いです。
化学物質とかを避け、添加物の入っていない食べ物を好む。
だからといって声高ではなく。
あくまでも自然体で。
写真の女性ルイーズがライムモルタル(日本で言う三和土です)で廃墟をリビルドしたコテージ 
このコテージだけでブログが一回書ける程の話があります

なんだか、共通点が多くとても居心地が良い。
すでに来年が待ち遠しい私です.....


アイルランドのカウンティ(州)がそこで産出される石で掘られ、
地元の石職人によって州の代表的なモチーフが表されています







2018年9月10日月曜日

アイルランドへ

明日からアイルランド、アラン諸島へ行ってきます
昨年に続き石積みのワークショップに参加します






去年知り合いになったたくさんの人達に再開し、一緒に作業できるのが楽しみです。
色々な新しい場所に行くのも旅行の楽しさだとは思いますが、私は気に入った場所に何回も訪れるのが好き。

ワークショップは日にちが決まっているので、行くのは去年と同じく9月中旬。
お盆ほどではないとは思いますが航空チケットが高い.....
大体、アラン諸島にたどり着くにはアイルランド到着から2日かかるのです。(飛行機の到着時間や、フェリーが一日2便しかないとか)

高いお金を出して早く帰るのと、安くなるのを待ち、田舎の石積み見て帰ってくるのどちらが魅力的?
もちろん後者です。


ということで今回も2週間行ってきます。

海は本当に透明 (行ったことないですがハワイくらい?)
最初の一週間はアラン諸島のイニッシア島。
その後はDSWAI(ドライストーンウォーリングアソシエーションアイルランド)の本拠地であるDonegalへ行き、石積みを見て回ります。

大都市は興味がなく、いわゆる観光名所も興味なし。
レンタカーで田舎を周り、空気を感じる。


ずっと考えているのですが、なぜ古い石積みや石積みの家に惹かれるのかわかりません。
(廃墟でも惹かれる)
でも、豪華絢爛のお城には興味なし。
歴史好きだということはあるかもしれませんが、普通に紀元前の石積みが残っているなんてすごくないですか?
そういった場所はなんか空気の層が違います。
これはその場所に行かないと絶対わからない事。




あと、今年の楽しみのもう一つ。
アイルランドで乗馬をしてきます。
これはロバ。アイルランドではよく見かけます

乗馬の際の扶助は世界共通。
乗馬クラブに今のレベルと身長と体重を連絡しました。
ドキドキです。
























2018年9月1日土曜日

馬 うま 

乗馬を初めて9ヶ月目になります。

今年の目標に乗馬をあげてその3日後には乗馬クラブの門をたたきました。
楽しいの、面白いの、難しいのって!

クラブのアイドル アメちゃん 小さな子どもが乗る小さなサイズ





実は私は何故か運が良いのです。

乗馬がずっと夢なんだけど近くにないからな〜と話した年末。
そしたら、なんと我が家と山の畑の間に乗馬クラブができたと教えてくれたAさん。

こんなに便利な場所にあるならと行ってみたら、全員マンツーマン指導の乗馬クラブ。
私の仕事柄、毎週何曜日の何時とかより、レッスン時間を予約で決めるので都合がつけやすい。


道産子のハクちゃん 
本当に何も知らずに入ったのですが、馬の乗り方はブリテッシュとウエスタンと大きく分けて2種類あり、うちはブリテッシュですとのこと(日本ではほとんどブリテッシュですが)
そのブリテッシュの中にもいくつか種目があります。有名なのは障碍といって華原朋美が挑戦しているバーを飛ぶ種目、私のクラブは馬場馬術といってロンドンオリンピックで有名になった法華津さんの馬との美しい乗り方を専門にするクラブでした。
私はドキドキ、ハラハラするのは苦手でジェットコースターにも乗れません。
なので障碍なんてやりたくない。


その上、乗馬に関する道具は自分で揃えるのが基本らしいのですが一番高価なものは「鞍」。
なのですが、これも乗馬を始めました!と話したら辞めたという人から頂いちゃいました....
頂いた鞍
(余談ですが、お茶も習っていますが必須の着物も箪笥4竿含めて頂きました。
しかもサイズがぴったり)

とすこぶる運良く乗馬環境は整ったのです。


乗馬はとても奥が深く、9ヶ月たっても初級ではなく初心者。
上手な人が乗っていると勝手に馬が動いているように見えますが、騎乗している人間の合図によって動いています。(あんな大きな生き物が自分の意思で勝手に動かれたら困るわけですが)
馬にはもちろん意思や感情があります。
それを人間の体の動きで馬に伝えコミュニケーションをとり、やる気が無ければやる気を出すように、逆にやる気満々なら抑えていく....。

蹄鉄屋さん月一回くらい来ています
同じ馬でもその日その時で違います。
馬の様子を感じながら自分の体を使う。
それこそ、全身それぞれ(手、肘、肩、頭、かかと、足、腰...もっとある)動かし方を注意されます

そして、いちばん大事なのはバランス。
坐骨でバランスをとります(乗馬を始めた時、坐骨ってどこ?でした)
本当に難しくて、でも楽しい。

もともと馬好きだから、馬のお世話も楽しい!(暑いうちは毎回騎乗後に馬を洗います)


でも、乗馬は雨の日はお休み。
私も雨が降れば現場はお休み....
ハンター種のマックくん 体がとても大きい

これだけは残念です








2018年8月26日日曜日

新しい仔

我が家に3匹目の仔猫が来ました。
3匹って多い....?

はい。
私も以前は猫は2匹まででしょ〜と思っていました。
(3匹いたときもありますけど、腕が2本で寝るときに一匹あぶれる)

でも、ミーさんが老衰で天国にいってしまい早5年。


在りし日のみーさんと墨ちゃん 2匹は墨ちゃんが天真欄間の仔猫だったので仲良しでした

年少の茶々ちゃんは4ヶ月で捕獲したせいか(4ヶ月は難しい年頃らしいです)年長の墨ちゃんと一緒に過ごすことがなく、2匹はほぼ別々に生活しています。

珍しいツーショット手前が茶々ちゃん。後ろが墨ちゃん

他の家の猫達が一緒に寝たりじゃれ合ったりするのを見たり聞いたりすると羨ましい私でした。

この二匹に天真爛漫の仔が来たら?
なんて夢想していた私。
でも、3匹は多くない?


これを後押し?(されたわけではないです)したのがくるねこ大和さん
お客さまだとは黙っていましたが彼女もブログで私の名前を出してくれたので、書いていいですよね。
彼女の家には確か12匹猫がいます。
家の中どこ見ても猫がいます。(みんなすごく可愛い)
それに比べりゃ3匹なんて。

と思って過ごしていたら3匹目に出会ってしましました。
460gで捕獲。
ウイルスに感染している可能性ありで隔離生活。
目やにで目は開かず、咳もひどく、ご飯も自力で食べられず強制給餌。
やっと1キロになっっと思ったら猫カビの可能性浮上でまたまた隔離継続。

な、なんかおる...新しい仔のお陰?で2匹の距離が縮まった?


なので名前はくるねこ家の元気に育つ魔法「胡」をいれました。(副作用でデカくなるに〜と言われました)
その御蔭で今では家の中を走り回っている仔猫ちゃん。




私の夢想をビリビリに破って先住猫たちは逃げたり怒ったり.....

左に手が伸びてます。先住猫たちはドキドキです。


仲良くなるのはもう少し先のようです。


同じくらいに2匹の仔猫を買い始めたらしい石田ゆり子さん(インスタフォロー中)
あそこのおにーさんたちは優しくて仔猫を可愛がっている動画がアップされると羨ましい私。
月齢も同じくらいの仔猫なので密かにライバル心を燃やす?のでした。



なんだか、今回のブログはチャラチャラ?してますね