2018年9月26日水曜日

帰ってきました

アイルランドより帰国しました
今回はとても濃い内容でした。
島のレジェンド ポーリックの農場 高さ2m超す高さに積まれています
もちろんドライストーンウィーリング(モルタルなど全くつかっていません)

何人かの友達ができたお陰でアイルランドについて、アイルランド人について短い間でも知ることが多かった今回。



変わった模様の牛さん


みんな本当にフレンドリーでとにかくよく喋る。そしてすごい早口。
日本語でもあんなに早くは喋られないと思う自分。
イギリスにいてイギリス人と話していてもなんとなく薄い見えない壁みたいなものを感じてきました。親切にしてくれても表面だけというか、社交辞令というか...


奥が去年の石積み 手前が今年

アイルランドではそれがない。

英語どこで勉強したの?とよく聞かれました。
イギリスには2年いましたが見事に一度も聞かれたことはありません。その後も数え切れないほどイギリスには行っていますが....ない。
彼らにとって英語は喋れるのが当たり前なのですね。実感しました。
それとよく聞かれたのが、子供はいるのか?いないというと次は両親は元気?
兄弟はいる?何番目?と続きます。これらはセットのように聞いてきます。

あと、街か田舎のどっちに住んでいるの?

岡崎は決して大都会ではないのですが、アイルランドに存在したら、大都会です。
答えに困りました。
何しろ、首都ダブリンを除けば岡崎市の人口を超す都市はないのです。
倉庫 ゲートの赤が利いています

外国に行くとわかりますが、自国民でツルムのは日本人だけではありません。
アメリカ人だって、ドイツ人だってつるんでいます。
去年も思いましたがアメリカ人は特につるんでいます。
ドイツ人とかはやはり自国語のが楽だからというのはわかるのですがアメリカ人なんて英語だからいいじゃん?と思うのですが、ほとんど他の国の人と交流しません。なぜ?

なのにアメリカ人観光客がものすごい多い。しかもツアーで。
まあ、アイルランドからアメリカに移住した人たちはとても多いのです。
これはアイルランドで起こったジャガイモ飢饉などが理由のひとつ。
ジャガイモ飢饉はアイルランドの歴史について読んでいるときに知りましたが、民族資料村みたいなところに友達と一緒に行ったら、そのときに使われた大鍋を教えてくれました。


また、森の中にはマリア様とかキリストの像が泉のほとりに祀ってある場所を時折みかけました。
なんでこんなところにあるんだろうと思っていたのですが、イギリスに支配されていたときの名残とのこと。
ああ、イギリスはイングランド国教会で、アイルランドはカソリックの国だった。
迫害の歴史の一つですね


イギリス人があまり好きではないということを読んだりしていましたがアイルランド人とずっと一緒にいるとある程度事実だなと思いました。確かに侵略されていたわけですから、当たり前といえば当たり前ですが...
実際におじいさんが独立戦争でイギリス兵に撃たれ生き延びたけれど、死ぬまで弾が体に残っていたという話も聞きました。

コニファーがいっぱい生えている場所があり、ここはコニファーが自生していると思っていたのですが、ガーデナーの友人に聞くとなんと植林だそう。
良くないのにとブツブツ文句をいう彼。

そう。
イニッシア島で石積みに参加する人たちはやはり自然派?志向が強いです。
化学物質とかを避け、添加物の入っていない食べ物を好む。
だからといって声高ではなく。
あくまでも自然体で。
写真の女性ルイーズがライムモルタル(日本で言う三和土です)で廃墟をリビルドしたコテージ 
このコテージだけでブログが一回書ける程の話があります

なんだか、共通点が多くとても居心地が良い。
すでに来年が待ち遠しい私です.....


アイルランドのカウンティ(州)がそこで産出される石で掘られ、
地元の石職人によって州の代表的なモチーフが表されています







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