2016年1月20日水曜日

初釜

今日は初釜の日でした。
一年で一回の一日。

しかし、外は雪。
そして私は、1月10日からひどい腰痛に見舞われています。

京都で12時からの初釜だと新幹線の遅れ分も考えて9時には家を出なくてはなりません。
考えました。
考えました。


やめよう…

鼻が低い茶々。同じ黒でも毛がパフッとしているので反射せず写しやすい



この腰痛ではまともに立ってられないし、よちよちとしか歩けない状態での着物で雪道は危険すぎる。



そして私はお詫びの連絡を入れて初釜を欠席し、整体院に予約を入れたのです。(行く時間が取れずだましだまし10日間耐えましたが良くならないので)


以前から東洋医学でいう末病を身体中で感じていた私は昨年の春から漢方治療も始めています。



心身の健康って本当に大事ですね。
いつも、損なって気がつき、良くなると忘れてしまう…
若くなる人はいません。
気をつけないとダメですね。

イケメン墨ちゃん 黒毛は反射してなかなかうまく撮れません


来年こそは初釜行きたいものです。











2016年1月11日月曜日

HP更新しました

一年以上ぶりにHPのworksに追加が出来ました。

今回のご依頼は珍しく本物の和の家です。
私の仕事はこの家の仕事がしたいと思ってもご依頼がなければできません。
私の家はやはり完全な和の家ですが、完全な和の家からの依頼はとても少ないです。
色々な形態の住宅や、敷地、環境でいかにその場にあった提案ができるか?
仕事の醍醐味です。





           


この数年で載せたい現場が満載状態です。
どこもとても良い雰囲気になってきています。
新緑の季節にはいろいろなお宅に訪問させていただき、たくさんアップできたらと思っております。

2016年1月6日水曜日

今年もよろしくお願いします   

新しい年が始まりました。

昨年は本当に忙しく(毎年言っているような気がしますが)至らないことも多々あり、年越しで仕事を待っていただくことになってしまった方々には本当に申し訳なく思っております。

今年こそはサクサクと仕事を!なんて大それたことは?思いません。

ゆっくりでも良い、時間がかかっても良い。
その代わり想像以上の仕上がりになりました。
と思っていただける事を目標に丁寧に、心を込めて、納得のいく仕事を楽しく!していきたいと思います。




本当に暖冬ですね 庭でも一輪梅が咲いていました



                本年もどうぞよろしくお願いします









2015年12月27日日曜日

手入れ

12月は手入れの季節。
工事は大抵お休みして、手入れに回ります。
 私のお客様は松が鎮座している場合は少ないので、年明けでも良いですよ〜と言って下さる方々も多いのですが、通常よりは必ず多くなります。



松葉が面白く乗っかりました


で、手入れというか、いわゆる剪定はなぜするのでしょうか?
森の木々は多くの場合、剪定しなくても美しいです。(よね?)
伸びたから?確かに多くの御宅では木が大きくなってお隣さまにご迷惑をお掛けしてしまう場合があります。

そんな場合は確かに切らなくてはいけません。
本来は植栽工事の樹種の選択問題の場合が多いのですが…

  剪定(というか手入れ)とはただ伸びたから切るのではなく、今年より来年更に良くなるために手を入れる事だと私は思っています。

12月なのに暖かいので青虫さんまでおりました



切る位置も考えず、目的無しに切れば、次の年にはまたボウボウです。
なぜなら、木は(というか植物は)基本先端に成長ホルモンがあるので、そこを切れば横に力が分散されます
という事は先端を切れば横にひろがります。
次に横に出た枝を適当に切れば他の枝が伸びていきます。
その結果は…

出来ることなら無剪定で行くのが一番だと私は思っています。
我が家の木々は植えてから7年経っていますが、未だ無剪定です。
無剪定だと樹形が柔らかくなります。
大抵植栽工事をさせて頂くと3〜5年は何もしなくて良いですよ。とお伝えしています。

そして、どうしても小さくして!と言われない限り、主に手を入れるのは高木ではなく低木や地被です。
高木の場合はえ?どこか切ったの?わからないけど、なんか明るくなったと言うのが理想です。

手入れをしていたらメジロさんたちご来店


高木は日陰を作り、その下の植物により良い環境を作るのが大きな仕事です。
高木は視線の上にあり低木地被は目線あたりにあります。
なので低木地被の方が手入れが重要です。

12月は手入れの季節。
どこに手を入れるべきか考えての仕事は終わりのない勉強です。

やりがいがありとても楽しい手入れ。
結果が出るのは10年後?

我ながら長いスパンで答えの出る仕事をしているなと思います。











2015年11月29日日曜日

『山芋』

基本、仕事は素手です。
ものすごく寒い時は指のない手袋をしますが、ほとんど素手です。

なので初めて私の仕事を見る方は大抵、素手なんですか???と聞かれます。


はい。手袋をすると指先の微妙な感覚がわからなくなるので素手です。

よって、私の手は昔は綺麗な手であったはずですが、今は完璧「でっこい山芋」状態です。
ネイルなんてありえません。

毎日仕事が終わると家に帰ってすぐ、石鹸で念入りに念入りに手を洗います。


その時の汚れた泡を見るのがとても好きです。
あ〜。気持ちいい〜。

「でっこい山芋」は洗いたての山芋になるのです。
今朝、今季初の火入れをしました。あったかいです。

2015年11月5日木曜日

器の大きさ

私はものすごく短気でした(過去形でありたいのですが)
今はそうでもないと思っていますが、周りの評価は…聞いてないのでわかりません。

なぜ、今は違うのか?(と言う前提でお願いします)
日々絶え間ない努力の結果 です。と言うのは半分嘘で半分本当です。
時期がずれましたがこの金木犀の花色が普通より濃い

昔の信条はケンカは売らないけど、売られたら買う。でした。
そしたら、一杯売られた気がして買いまくりました。
でも、買っても嬉しくないのです。


残るのは後味の悪さばかり。

私は一生懸命買わないようにする努力をはじめました。
するとあーら不思議。売られていると感じなくなるのですねぇ。


そうすれば、毎日平穏、気持ちの良い日がまっています。
相手と同じ土俵に立っていた頃の、私の器はお猪口くらいの大きさしかなく、しかも表面張力状態であったような気がします。

小さな器にいっぱいの液体では一滴追加されただけで溢れてしまいます。
大きな器に大概の量の液体であれば、一滴追加されても苦になりません。

先日お客様のお通夜に参列させていただきました。
その時の神父さま(違うかもしれませんが、教会形式でしたので)がされたお説教。
彼女は空を見上げ、花を慈しむという普段私たちが中々出来ないことを常にしておられました。というくだりがありました。

猫も花を愛でます?


私の職業は日々それに寄って成り立っているなぁ。
人間が宇宙を作っているのではないので、私達は天候に従うしかありません。
それを無視して,雨の中仕事をしたら仕事は終わりますが、美しい仕事にはなりません。
天候を確認し、気候に合った仕事をする。

植物は園芸店で勝手に可愛らしい姿にされて、売りに出されて「あら、可愛い〜」と買われ植えてみたらこんなに大きくなっちゃたんでいらないから切って処分してくださいと言われても黙ってそれに従うしかありません。

なんという理不尽。
でも文句は言いません。

常に植物と接していると自分の行く末をわかっているのかも?という感じがする時があります
できることなら、少しでもそうならない植物選び、庭づくりをしていきたいものです。



大きなうつわ。
これは年齢で得られるものではなく、日々の努力でしか一般人には得られないものではないかと自分が年を経るごとに実感する毎日です。
まだまだ、これからの私。精進精進。





2015年10月11日日曜日

美しさ

私は美しいものが好きです。

多くの人がそうだと思います。


綺麗と美しい。
どう違うのか?



綺麗な部屋と美しい部屋。

なんとなくこう考えると分かりやすいような気がします。
綺麗な部屋というと、私なら整理整頓が行き届いた部屋を想像します。
美しい部屋というと綺麗なだけではなく、それ以上の何かがあるような気がしませんか?


私が仕事に求めているのは綺麗さではありません。
美しさを求めています。

美しい景色。
美しい仕事。

画像奥の石を手仕事で加工していきます


ただ、何が美しいと感じるかは個人個人違うと思いますけれど…



美しさを目指す機会を与えてくださるお施主様に感謝


豪華絢爛が美しいと思う人もいると思いますが、私は足し算の「美」より、引き算の「美」を美しいと感じます。