家の中でぶるぶるふるえています。
今日、給油をしにいったら灯油の前には車の列ができていました。
私もそろそろ買わないといけないかしらと考えながら給油を済ませ、家に戻りました。
そして、気がつきました。(毎年何かしら忘れています。ちなみに去年はコタツがある事を忘れて寒いよ〜寒いよ〜と過ごしていて思い出しました)
障子を入れてなかった!
そう家は昔ながら?のものが多いので夏は障子紙をはずして千本格子になっている戸にまだ障子紙を挟んでありませんでした。
わずか一枚の和紙ですが順番にいれていくと、どんどんすきま風が収まり部屋の冷気が減っていきます。
あ〜暖かい。
毎回のことですが昔の人の知恵ってすごいですね。
我が家では寒くなってくると、まず畳の上に敷いてあった網代の敷物を丸めます。来年の夏までお休みです。
その畳の上に夏は眠っていたギャッベを敷き、台所にはながーいキリムを敷きます。
そして、夏はあんなに憎んでいた太陽の位置がさがり部屋に光が入るようになると、恋しい日の光を室内にいれるべく麻の暖簾とすだれを外します。
その次に千本格子に障子紙を挟み冬支度はストーブと暖炉を残すのみになるのです。
障子紙作業完了 その奥の部屋にも画像のテーブルの片割れがいます |
これらの一連の作業はまず重い重いテーブルを2枚動かす事から始まります。
そして、またギャッベの重い事。わずか2帖ほどの大きさなのですがずっしりと重い。
いつまでできるのかな?と考えながら作業をしています。
毎回思うほど、面倒で大変なのですが「ああ、冬がくるな」と一連の作業をしながら季節を感じられる瞬間でもあります。
そして、冬が去っていくとこの逆の順序で家を涼しくしていくのです。
季節ごとの私の仕事の一つです。
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