2012年7月15日日曜日

庭の管理

庭の仕事を始めたころは作る仕事のみでした(当然ですけど)
今では徐々にその管理も任される事が増えてきました。

よく書いたり、言ったりする事ですが庭は引き渡した時がスタートです

もちろん、どのような庭にしていきたいかというコンセプトが無いままに庭をつくってしまえば、どんどん迷宮に入り込んでいきます(自分で庭をつくろうとトライした人たちが入り込みやすい場所ですが・・・・)

そう言った事は置いておいて、大雑把に言って私の場合5年後にこうなったら良いなという事をイメージして庭をつくらせて頂きます。

それにはやはり管理が大切です
昔ながらの仕立物の松のような管理という意味ではなく、理想はどこを切ったのかはわからないけれど、差し込む光が柔らかくなる手入れ。
木々の間から木漏れ日が下草に差し込むような状態にしてあげる・・・・
先日HPにアップさせて頂いたHさま邸の剪定前

何もしなくてもそうなれば理想ですが、なかなかそうはいきません。

剪定後 違いますよね?
中には作庭は面白いから好きだけど、管理はあんまり・・・という業者がいると聞きますが私には信じられません。

庭の成長の様子を観察しながら手入れをする
作っている時と同じように大切な時間です。

そんな事を目標に入らせて頂き喜んで頂ける事はもちろん嬉しいのですが、それぞれのお客様と定期的にお会いしてお話しする事もとても楽しい。

何年もお付き合いさせて頂いていると、ご家族のことはもちろん、皆さんそれぞれ違う職業なので、本当に色々な話題がのぼります。

私の知らない事を色々聞かせてもらえます
2005年に作らせて頂いたY様邸 当時の2匹は天国に逝ってしまいました
でも新しい2匹が走っています(右の犬フォルテはまだお子ちゃま でも既に50kg)

皆さま、楽しい時間をありがとうございます













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