2021年5月20日木曜日

薬剤散布

私は一切消毒はしません。

 むかーしはしていた事もありました。
 HPには消毒やだって書いてあるので19年前には既にしてなかったようです。


 
オオヤマレンゲ このコントラスト!

消毒って言えば聞こえは良いのですが、農薬って聞けば?
 そう、消毒って農薬です。

 自分達にとって不利益な虫を殺すイメージがありますが全然違います。
 そこに住む全ての生き物を殺します。 
もちろん人間にも影響はあります。
 農薬の説明書みれば、完全防御で望めと書いてある事からも分かると思います。



 全ての生き物を殺すとどうなるか? 

 一旦は良くなったようにみえますが、全ての昆虫がいなくなった庭はどうなるのでしょう?
 しばらくすればまた所謂害虫はどこからか飛んできます。 

 そして、また農薬。 

 そして... 
繰り返しです 


 これって意味のある行為でしょうか?


 そこで、消毒を辞めて見ると。

 虫は葉を食べに来ます。
私の愛する植物を!庭を! 気持ちは焦ります。


 が、しばらくするとてんとう虫、カマキリ、蜘蛛、トカゲ、鳥たちがやって来て虫は減って行きます。 
(そんなのみんな苦手〜って言われると困りますが、彼らは人間に悪さはしませんし、農薬のような人間にも悪影響を与えるものではないのですよ) 


 虫によって丸裸になった植物は必ず復活します。(鉢植えは違います)
 そんな植物の力強さを見ていると勇気づけられるのは私だけなのでしょうか?

 消毒をやめて数年すれば生態系も落ち着いてきます 
そう特定の虫の大発生はなくなります 

もちろん虫がいなくなるわけではなりません。 
虫がいなくては花が咲いても交配を手伝ってくれる虫がいなくて困ります。
 鳥たちだって食事に困ります。


 

全ては繋がっているのです。 

 以前に消毒をお願いされていたお宅がありました。
 今では全く言われなくなったのでどうしたのかなあと思いつつも私からは聞きませんでした

 そしたら2年ほど前に近所の奥様に私が説明していたことが本当で今では消毒しなくて良くなったとお話してくださいました。

 以前は庭にいる犬たちのことが心配で消毒してもらっていたけどできることならしたくなかったとも。
 なんとも嬉しいことです 





 ただ、椿などにつくチャドクガのようなひどいカブレを引き起こすものは早めに対策が必要です。
 チャドクガも含めて昆虫はそんなに広範囲に移動しません。
 観察しているとその場所で蛹から蝶なり蛾になったのものは近い場所でまた卵を生むようです。 
チャドクガなどは抜け殻に残っている毛に触ってもかぶれるので冬の間に卵を取るのが最も効果的です。

 といっても私はチャドクガにカブレない体質なのですが..... 

バラ キフツゲート 清らかな香りが空から漂います



 肥料に関しても私は施肥はしないのですが(虫の話とリンクします)これはまた覚えていたらブログにアップしますね。

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