日本にいるときはほとんど毎日和食。
かと言って海外に出たら、その国の食事で全然困りません。食事は風土だと思うので、その国ではその国の食事が一番美味しい。
また、基本は日本酒派なので、日本酒には美味しい和食。
(余談ですが私は焼肉ほとんど食べません、肉がそんなに好きじゃないのもありますが、焼肉に合うお酒はビールなせいもあるかと...アルコールはなんでも飲みますがビールの位置は結構低いのです)
和食の決め手はなんといっても出汁、醤油、味醂。
これ等が美味しくないとどれも美味しくなりません。
逆にこれ等が美味しければ何を作っても美味しい。
出汁は私はほとんど昆布と鰹節です。
昆布は羅臼昆布と決めています。濃厚な感じが好き。
(味噌はまるや八丁の大豆と塩のみで作られた昔ながらの八丁味噌が好きなので、羅臼くらいの力強さがぴったり来るのです)
鰹節は未だ決定打がおらず、模索中。
醤油は、料理研究家の辰巳芳子さんが勧めていた紫大尽がぴったりハマり、大久保醸造店の「紫大尽」。
そして、味醂は仕事で行く碧南市の酒屋さんで偶然みつけた、小笠原味醂の「みねたから」を使っています。
困ったと思っていたのですが、よく考えてみれば碧南市内で作っているのだから直接買いに行けばいいのだということに気がついた私。
先日碧南へ仕事に出向いた際に小笠原味醂さんへ伺っていました。
すると、酒屋さんでは売っていない「一子相傅」という味醂がありました。
なんでも、「みねたから」は3年、「一子相傅」は4年熟成らしい。
透明度がちがいますよね |
「一子相傅」美味しい。
両方買って来ました。
また、大将?が岡崎市出身で隣の学区ということで話が盛り上がり、醤油は長野県の「紫大尽」というのを愛用している〜と伝えたら、な、なんとその大久保醸造店から味醂を送ってくれと連絡が入り送ったとのお話。
やはり、「みねたから」と「紫大尽」は相性が良いというか、好みが合うということなのか偶然に驚きました。
醤油、色薄いのわかりますよね?でも旨味はすごい |
私はこういうこだわる仕事を愛し、使い続ける。
自分の仕事もそうでありたい。
こだわって、こだわり抜いて真摯に向かい合いたい。
と調味料を手にしながら考えました。
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