2013年10月28日月曜日

全国大会・・

先日「志野流香道松蔭会」の全国大会が名古屋の八事興正寺と八勝館にて行われました。
毎年各地で開催されるのですが、今年は家元地元の名古屋で開催されました。

私は良い香りが好きでなんとな〜くお稽古に参加していたのですが、突然8月に私の通っている岡崎 明月会でその全国大会で一席をもうけるということになりました・・・


お稽古を付けてくれているのが家元夫人でその方からのお誘いはありがたく、ということです。
けれど、私は入門もしていなかったし、足さばきなんかも覚える気なんてなかった(!)のに宗匠から入門許可状を頂きにわかに席の為の特訓が始まりました・・・


もちろん私の様なぺーぺーはお手前をするなんて事はないので最初は呑気に構えていたのですが、下働きの方が大変だったのです(当然?)
志野流は足さばきに特徴があるのですが、下働きはその足さばきをお客さまの前でとことん見せなくてはいけませんでした。

香席は一部屋で7席あり午前の3席を他の教場の方が受け持ち、私たちは4席受け持ちました。
花は香りがあるので香道では飾りません

朝一番で私たちが後に受け持つ席に参加し、自分のやる事をじっくり観察。
お香は「小草香(おぐさこう」

うふふ
なんと「叶」を頂いちゃいました。
女性は「子」を取って書きます


その後、点心席にいき早昼を10時半!に頂き、12時から一時間ごとに4席受け持ちました。
水屋での香炉の準備 私はまだできません・・・
香席では7人まで成績を書き,残りの人の分は水屋で書かれます

席を持たない方は香席2つと点心席、呈茶席とまわる事ができます。
香席は4席(部屋?)あり好きな所で楽しみます

私たちはそんな時間は全く取れませんでしたが、水屋の陰でお話を伺っていると、北海道からとか青森からとか遠方の方が大勢参加していました。
皆さん本当に香道がお好きなのですね。


香りを聞くのは楽しいですが、まだまだ本当の楽しさはわかっていない様な気がします。
でも、生まれて初めてあんなに大勢の着物姿の人を拝見し(勉強になります)、こんなにお香を楽しんでおられる方がたくさんいるんだ〜とまだまだ私の知らない世界が世の中には広がっているのだと実感しました。







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