2011年12月16日金曜日

自然と暮らす 山で暮らす

旧足助町に行ってきました。


現在工房と自宅を自分で建てている「EARTH TO EARTH」の小嶋さんのところへ行くため。


小嶋さんとは二人ともDay OfficeさんにHPを管理してもらっていることでお知り合いになりました。
とはいってももう何年も会っていませんでしたが、自宅周辺の庭?土地部分の相談をうけ遊びがてら伺いました。

場所は思ったより街から近いのですが、何しろ山を切り崩した土地の為法面が・・・
造成した際に法面に種子吹き付けがされたようですが、急なため少しづつ崩れて来ています。


小嶋夫妻が考えていたのは、グランドカバーを植えるか、もう一度種子吹き付けをするべきか・・・

山の中といっても奥に見える雑木林は他の人の土地で小嶋家部分に大きな樹木はありません。

法面をどうしたら良いか?
簡単です。
裏山からドングリを拾って来てそれらを埋めて雑木林を復元すれば良いのです。

そしてコナラやクヌギが大きくなったら伐採して薪にすれば常に樹木は更新されナラ枯れの心配も無くなります。
法面と設置予定の薪ストーブの薪確保も心配していた小嶋家には一石二鳥。
まさに山の暮らしです。


そして個人的な意見ですがこんな素敵な日本の里山には色とりどりの植物を植えるより、周りとの調和がとれた元々その辺に生えている種類が似合うと思います。
これは私の屋号である「GENIUS LOCI」の本質です。



この提案を気に入ってくれた小嶋さん。
早速裏山に入って息子のTくんとドングリ拾いです。
(裏山の持ち主に許可は頂いておりますのでご安心を)





最初はご機嫌斜めだったTくんもすぐにご機嫌に。
斜面を走りまわっていました。

ドングリも拾いましたが、小さな苗木もたくさん掘り上げて移植しました。
山を切り崩した部分は土も栄養がありません。
腐葉土も裏山から採取して土に混ぜながら植えていきます。


この斜面が森になるのがいつになるのかわかりません。



森の中の工房になる予定


けれども、このように暮らしながら大きくなっていくことができるTくんは心がとても豊かな人間に育ってくれるような気がしませんか?

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