2010年10月15日金曜日

Aalto HouseとStudio Aalto

ドイツの仕事を終えたのは26日なのですが、前回も書いたようにチケットが取れずヘルシンキで2泊しました。
サウナで使用する白樺


ヘルシンキは2回目です。
以前もチケットの関係でイギリスにいく前に寄りました。

ヘルシンキは小さな街で一回行けばおおよその地理感覚はつかめます。
今回の目的はずばり、アルヴァ アアルトの自宅とスタジオを見学する為でした。

日本でも(というか日本で特にといったほうがいいでしょうか?)人気のフィンランド人建築家です。

公開はツアーのみなので丸々一日時間がないと見に行くことができません。


自宅とスタジオは歩ける距離にあり、スタジオが11時のみのツアー、自宅が1時からとなっていました。

ツアーといってもアアルト財団のスタッフが説明をしてくれ、その後は好きなだけ写真をとったり質問したりというラフなツアーです。



建築はもちろんですが、私はやはり彼の庭と建築の関係に興味があります。
建物ありき、という感じではなくこの敷地だからこそこの建築だという感触が好きです。

太陽光が大事な国、フィンランド。
出来る限り光が室内に入るように考えられていました。

壁が白くアール状になっているのはスタジオにより光を入れるため

スタジオ内部 



奥がスタジオ部分 この白壁でアールの形状が光を取り込みます
石はスレート

40年以上住んだ自宅の庭 石積みは花崗岩でした

自宅のアアルトの図面台 光が集中しています
上述の椅子からの眺め(座ってもいいのです)
アアルトが住んでいた頃は他に家も無く小川が見えたということです


日本の建築に影響を受けたというアアルト。そして伝統的に木の家を好むフィンランド人。
そんなところが日本人の好みに合うのでしょうか?


庭の奥に堆肥作りの為に落ち葉が集められていました


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