2012年7月30日月曜日

美味しいワイン

半年ぶりに美容院に行ってきました
私はロングヘアーなのですが理由は美容院に行く回数が少なくても良いからです

現在行っているのはHPにも載せさせて頂いている静岡県湖西市のアールジーネさん
庭の様子のチェックもありますが、やはり腕が良いし、そうは見えないのに(すみません。がっついていないという意味です)仕事に対して常に研究熱心です。



私はゆるいくせ毛でふわふわした毛が顔にかかるとかゆいのでストレートパーマをかけています。
何しろロングなので6時間くらいはかかってしまいます
その長い間のオーナーのTさんとのお話が楽しい。

趣味人ですし、美味しいものが好きでワイン好きのTさん。
なので食べ物やアルコールの話で盛り上がります

彼に教えてもらった美味しい食材の数々・・・・(がんも美味しい)

先日はまたワインの話で盛り上がり、iPad(私のではありません)で彼の購入している美味しいワインショップの商品達を見ていたら、

「自然の味わいのワインを作りたい 可能な限り人間の介入の無いワインを作りたい」
「全てを自然のままに、その土地,環境だからこそ出来る唯一の味わいを」

良い言葉だと思いませんか?
私の目指す庭作りにも共通する目標です。

なんでもとても古い品種のブドウを使い、コルクも使用せず松脂のろうで固めてあるそうです

その上、最後に美味しく飲むコツとして

「果物の日か、花の日に飲んでください」

?????

これは?と聞くとおもむろに本を出してきたTさん

「種まきカレンダー」




農作物を作るのに太陽だけでなく、月や惑星などの天体の動きを観察して今日はどの作業が適しているかを示したカレンダーです。

 彼は今日が何の日かだけ見てワインを飲んでいい日かチェックしているそうです。

ワインはブドウから出来、天体のエネルギーを受ける「生きた飲み物」なので飲んで良い日と悪い日があるそう・・・・・

私自身はちょっと偏りがあるように感じ、完全に受け入れられる様な気はしませんが知識の一つとして読むには面白いかも・・・・・


私にとってはすごく高いワイン
もったいなくて飲めないかも・・・・・

アルス ヘリピンス という名前です









2012年7月24日火曜日

夏の仕事着

数年がかりで計画(?)していた庭づくりがはじまりました
現場はHPにも載せさせて頂いている岡崎市S様邸のお隣の家。
欧州建材さんのご両親の家です。(らっしーくんの家)

なんで数年がかりかというとご両親のお宅の住宅リフォームからはじまり、その別の隣地に欧州建材さんご自身のお自宅を造るという事から住宅関係が終わってからの庭工事なので年数がかかってしまいました。

話は変わりますが、夏の仕事着は本当にぴったりのものを探すのが大変です。
寒い時期なら重ね着をすれば良いのですが、夏場はなるべく少ない枚数が快適です。


女性の造園業の人がたまに男の人と変わらない格好で顔をじっくりみないと男だと思う姿で作業をしている姿を見かけますが、私は嫌です。(周りにはおっさんと呼ばれる私ですが・・・・)
チャラチャラした服を着るのはゴメンですが自分が着ていて気分が良く、しかも快適な服装で仕事をしたいのです。
譲れないのはしゃがんだ時にお尻が出ない事。

中々良いデザインが見つからなかった去年、偶然見つけた手芸の本に理想的なデザイン発見。
早速本を購入しましたが、なにせ学校の授業でもっとも苦手だったのが裁縫の私。


本と共にダブルガーゼの生地をもってらっしーくん家に持って行きました。
そう、欧州建材母Mさんは大の裁縫上手なのです


ささっと縫ってくださいました!
ガーゼも良いけど、夏はやっぱり「麻」でしょう!とイタリアンリネン、アイリッシュリネン、ベルギーリネンと3種類買い込み、次を思ったら、彼女の中の裁縫熱がどこかに飛んでいき洋服に変わらないまま一年が経ってしまいました。




実は庭のリフォームも本当はもっと早い時期には工事に入れるようになったのですが、私の他の工事の関係で遅くなりっぱなしでした。
やっと工事に入れた次の日、ご褒美か?ベルギーリネンとアイリッシュリネンは洋服に変わっていました

もったなくて仕事に着れないような仕上がりです。

左2枚がダブルガーゼ,右がリネン


しかもこの2枚、一晩で出来上がっているのです。
間違いなく私なら一ヶ月たってもできてません・・・

小躍りしていたら、Mさんのお母様と嫁のNさんが起きてきて「いいじゃ〜ん」
と私より先に試着。


去年より袖を少し長くしてもらいました

いきなり仕事着にしてしまうか悩み中ですが、着るのがとても楽しみです
近くにこんな裁縫上手なMさんがいて私は幸せものです

2012年7月15日日曜日

庭の管理

庭の仕事を始めたころは作る仕事のみでした(当然ですけど)
今では徐々にその管理も任される事が増えてきました。

よく書いたり、言ったりする事ですが庭は引き渡した時がスタートです

もちろん、どのような庭にしていきたいかというコンセプトが無いままに庭をつくってしまえば、どんどん迷宮に入り込んでいきます(自分で庭をつくろうとトライした人たちが入り込みやすい場所ですが・・・・)

そう言った事は置いておいて、大雑把に言って私の場合5年後にこうなったら良いなという事をイメージして庭をつくらせて頂きます。

それにはやはり管理が大切です
昔ながらの仕立物の松のような管理という意味ではなく、理想はどこを切ったのかはわからないけれど、差し込む光が柔らかくなる手入れ。
木々の間から木漏れ日が下草に差し込むような状態にしてあげる・・・・
先日HPにアップさせて頂いたHさま邸の剪定前

何もしなくてもそうなれば理想ですが、なかなかそうはいきません。

剪定後 違いますよね?
中には作庭は面白いから好きだけど、管理はあんまり・・・という業者がいると聞きますが私には信じられません。

庭の成長の様子を観察しながら手入れをする
作っている時と同じように大切な時間です。

そんな事を目標に入らせて頂き喜んで頂ける事はもちろん嬉しいのですが、それぞれのお客様と定期的にお会いしてお話しする事もとても楽しい。

何年もお付き合いさせて頂いていると、ご家族のことはもちろん、皆さんそれぞれ違う職業なので、本当に色々な話題がのぼります。

私の知らない事を色々聞かせてもらえます
2005年に作らせて頂いたY様邸 当時の2匹は天国に逝ってしまいました
でも新しい2匹が走っています(右の犬フォルテはまだお子ちゃま でも既に50kg)

皆さま、楽しい時間をありがとうございます