2010年11月24日水曜日

心地よい場所

アンディ ゴールズワージのことを書いていて思い出しました。

2年前にイギリスに石積みの試験(WHAT'S NEW20)を受けにいった際に時間があったので、グライズデールの森に行ってきました。



グライズデールは元々イギリスに住んでいた時に土屋公雄さんの作品があることを知り、見に行ったことがあります。(15年前のことですが。)
ペラペラの色紙の用な紙に印刷された結構いい加減な地図を頼りに探し出した記憶があります。
もちろん土屋さんの作品にたどり着くまでにも美しい作品が色々ありました。


そして10年以上ぶりに訪れたグライズデール。
目的はアンディ ゴールズワージの作品を見ることでした。

以前と思うと格段に規模が大きくなっておりました。
そのため、目的のアンディの作品は時間切れでみつけることが出来ず・・・。

でも、またの機会でいいやと他のアーティストの作品を見て楽しみました。



しかし、石積みの先生ピーターがヨークシャースカルプチャーパークは良い所だよん。行って来たら?というので、聞いてみるとそこにもアンディの作品があるとのこと。


アンディはもちろんのこと、他のアーティストの作品があるわ、あるわ状態のとても魅力的な公園でした。


グライズデールは「森」ですがヨークシャースカルプチャーパークは「パーク」というように比べると確かに公園ですが、日本の感覚では「公園」ではありません。

日本では現代アートをいうと好きな人を除けばあまりポピュラーでは無い様な気がします。
でも、西洋圏ではどこにでもいるような人でも現代アートに馴染んでいます。

大きさがわかるように人間が(私ですが)


イギリスに関して言えば入場料が要らない場所に様々な作品が展示されており、そこでランチをもって一日遊んでくることができるという要素がとても大きいと思います。

その場所で子供たちは、作品とじかに触れ、無垢な心で疑問無く受け入れることができます。
私自身どの作品が優れているなんてわかりませんが、こういった空間はとても好きです。

ここは押さえとかないと、という観光名所はあまり興味が無い私。
あくまでも自分が面白そうと感じないと行く事はありません。

イギリスに足を踏み入れてはや20年以上ですが、実はコッツウォルドに行ったのは去年が初めてでした。

ヨークシャーをはじめとする北部は大好きで何度訪れたかわからないくらいなのですけどね。

2010年11月20日土曜日

晩秋

そこかしこが色づいています。

当然、モミジはきれいです。


でも私はイチョウとソメイヨシノの紅葉が好きなのです。
イチョウの透き通る黄色。


花が満開の時にはちょっと恥ずかしいソメイヨシノも赤からオレンジ、黄色のグラデーションがとても美しい。


岡崎公園のソメイヨシノの紅葉をみると必ずアンディ ゴールズワージーの作品を思いだす。





そして事務所の庭ではカラスウリが。

2010年11月17日水曜日

焼き肉party

焼き肉partyが「Bar 蜘蛛の巣」(我が事務所です)にて開催されました。

私がiPhoneを取り出したらキャロンもiPhoneに替えたそうで盛り上がり中


参加者はキャロンクーパー、キャロンの講座を開催した方、欧州建材ご家族などです。

実は去年もやっています。

私自身はキャロンのツアーには全く関わっていないのですが、三河地方での開催中欧州建材さんの自宅に宿泊している関係で「蜘蛛の巣」での開催となりました。
(欧州建材さんの自宅と「Bar 蜘蛛の巣」は徒歩1分くらいの場所なのです)


私の推測ですが、彼女は日本でヨーロピアン風のお宅に伺うことが多いのではと思います。
なぜなら、彼女は日本全国でイギリスのお菓子、食事の教室を開催しているのですからそうゆうことをするお宅は「和」の家ではないですよね?(多分)

しかし、私の家は基本「和」の家です。

ということで?彼女は私の事務所を気に入ってくれているようです。
「seikoの家では毎年partyだね〜」といたくご満悦の彼女。

大人12人、おこちゃま5人の賑やかで和やかなPartyでした。



元来人見知りの私・・・。英語で話すのは嫌でした。
だって日本語でも初対面の人と話すのは苦手なのにまして英語・・・。

でも、年を経るに従って心地よくなってきました。
理由は人生観、仕事観などを話していると日本人以上に解りあえることが多いためです。

やはり「個」という意識がはっきりしている社会の人は自分の意見がしっかりしています。
だから話をしていて楽しい。

私が日本人としてずれている?
いえいえ。話が合うのは会社勤めをして、幸せな家庭を持っているマジョリティな人たちではないからかも・・・。

2010年11月3日水曜日

遊弧草舎

お鍋の会に行ってきました。
場所は遊弧草舎という京都北山にある古民家のギャラリーです。




・・・ブログ、仕事のことをメインに載せようと思っているのですが、仕事中はどうしても仕事に集中してしまい、写真を撮ることを忘れてしまいます。

決していつも遊んでいる訳ではありません・・・・・・・。


お鍋の会の先日まで小林和史の「切紙虫の家」展が行われており、幸いにも作品はまだ展示してありました。

この蜘蛛の巣欲しい・・・

まさに蜘蛛の糸。
遊弧草舎を運営しているのもやはり井田照一展でも書いた井田さん邸で知り合った野中家の人々です。

子供の頃、死んでしまった玉虫の羽根や、カブトムシ本体を大事に集めていた私にはわくわくする虫たち、そして私は蜘蛛の巣がとても好きなので胸躍りました。
我が事務所も夜になると「BAR蜘蛛の巣」になりますと周りにも公言している私ですので・・。(実在しません)



しかし、凄いのはこの建物。
登録有形文化財の指定を受けています。

元々は大徳寺の棟梁の自宅だったそうで、「ほぉ〜」と話を伺っていると「といっても200年前の話やけど」とさらりと答えてくれました。


庭も広くまさに私の理想の住居です。


ここに滞在して、自分の事務所に戻ったら、我が事務所は三匹の子豚の「わらの家」でした・・・・・。

これから紅葉本番の京都。
近くには大徳寺があります。紅葉狩りの際に立ち寄ってみてはいかがですか?