2018年5月23日水曜日

花粉症では無いですが....

この10年ほど、今くらいの季節になると手に水疱が出来て痒いです。
痛みと痒み、痒いほうが辛いと思えるくらいひどい痒み。


最初の頃は皮膚科に行きましたが、皮膚科では原因を調べるのではなくかゆみ止めのステロイドをくれるだけなのでもう行きませんでした。
最初はなにかの草の汁が反応するのかと思い数年、暑くなって来るので汗であせも?と思うこと数年。
バラ キフツゲート とても良い香り

この度、原因が判明しました。
な、なんと紫外線アレルギー。
通っている漢方の先生に話したら、症状を見ていてもしかしたら紫外線アレルギーかもよと言われ、それを調べるために手袋ははめて過ごしてと言われました。
汗の場合手袋をすれば悪化するし、紫外線なら収まります。


過ごすこと、数日治りました.....

私は仕事柄年間通して長袖、長ズボン。
首もハイネック。帽子もツバ広。目は眩しいのでサングラスと紫外線から守られています。
けれど、土や植物の感触をしっかり感じ取りたいので素手がほとんどでした。

ラッシーくん家 

確かに思い当たるフシがあります。

手だけが無防備だったのです。
もっと暑くなるとあまりの手の黒さが気になるので日焼け止めを塗り始めるので症状が収まっていた気がします。

また、暑い季節に日傘や帽子も着用せず歩いている人をみると不思議でした。
私は短時間でも直接顔や、腕が日差しに当たるとジリジリ痛いので常に帽子や日傘を使っていたのです。
あの人たちは痛くなかったんだ。


私はイギリスやアイルランドがとても好きです。
何が好きってあの空気が好きなのです。
肌にあうのです。
1月のアイルランド 空気が懐かしい

理由がわかってきました。

雨は毎日降ることが多いのですが一日中降り続くことはありません。
よって年間降水量は日本より少ない。
そして紫外線も少ない。


湿気で偏頭痛が起き、紫外線でアレルギーが起こる私の身体。
イギリス等では一切その症状は出ないので毎日身体が快適なのです。

なんてこったい。
私は日本人。






2018年5月8日火曜日

急がず、のんびり

GWも終わりましたね
通常の仕事の日々より忙しい毎日でした....
山の草刈りは完了できず...


でも、今回はGW前の話です


その日は午前中に桑名市へ。
3年ほど前から着工しているのに未だ未完成の仕事の打ち合わせへ。
(お客様が良い方なので度々現場を長期で空けさせてもらっています)
そろそろ、終盤の打ち合わせ。
何しろ今年で3年目に突入ですので既に完成している場所は樹木もいい感じに馴染んできています。
玄関を開けると見える中庭

疲れた身体が庭を見て癒やされる。と本当に嬉しいお言葉をいただきるんるん気分で午後は西尾市へ。

14年前にリフォームをさせていただいたお客様のところでした。
前回とは別の場所を直したいとのことで訪問。



こちらはご夫婦で庭いじりを楽しんでおられるので完成後ははじめての訪問。
(外から全く見えない場所に庭があります)
こちらも地上の楽園のよう。

柿の新緑が眩しい

庭をずっと慈しんで来てくださるのが実感できます。


またまたこちらでも楽しい時間を過ごさせていただきました。
どちらも庭の話2割、庭以外の話8割?
お友達にも喜ばれているとの話

庭の主役は植物ですが、それを作り維持するのは私達人間です。
気の合う人たちとのおしゃべりは楽しい。

私はずっと自分のことをせっかちな人間だと思ってきました。
どんどん変わってきたのか、元々そうだったのかわかりませんがのんびり屋さんだと思うようになりました。


急がず、ゆっくり。
のんびりと庭を楽しむ。


いつも笑顔で。
楽に生きたいですね





2018年4月23日月曜日

楽しい仕事 りんごちゃん

長野市に行ってきました。
リンゴの木を長野市から愛知県に移植。

1月から言われていたのですが、何しろノーマルタイヤでは冬期に長野市にはいけません。
暖かくなってから下見。早くて大型連休後かな?と考えていたら長野市も連日20度超え。
行けるし、早く行かないとできる移植も出来なくなる.....と焦りました。

もうすぐ咲きそう ふじりんごちゃん
4月8日に下見に伺い、小さなサイズは春に、大きいものは根を切り小根を出させ秋に移植ということで決定。

そして、4月21、22日と春の移植と根切りに。

長野市の七二会という地区
標高は660mということ。
プルーン畑の前で作業するおばあちゃん達
なんでもリンゴは標高650m~750mくらいじゃないとしゃきしゃきのりんごにならないそうです。

晴天に恵まれ、空気は美味しい。

リンゴの古木のうろに住むアマガエルどん
景色も美しい。

こんな環境で仕事ができて幸せだ〜〜と感じました。



順調に仕事も進み22日にはリンゴを積んで愛知県に戻りました。
......。
愛知県に戻る前、北アルプス絶景です
暑かった。


気温を確認すると27度。


りんごちゃんこの気候にこれから耐えてもらわないと。
まあ、植えた場所は愛知県といっても岐阜に近く回りは田んぼという割と恵まれた場所なので夜温は下がるのでまだ良いかも。


あの場所はこんな事がないと絶対行くチャンスの無いところです。
移植を依頼してくれたお客様、そしてリンゴを譲ってくださった方。

仕事の間にワラビ採り
良いご縁に恵まれてるな、有り難いとしみじみ思いました


ぜ、贅沢です
がんばれ!りんごちゃん












2018年3月2日金曜日

春が来ましたね

北の庭のウメが咲きだしました。
今年は寒かったので約一ヶ月遅れの開花でした。

遅かった分だけ咲くスピードは早いです

いつの間にかフキノトウも開き始めています。

こうなってくると毎日、毎日意味もなく庭をうろうろ。

椿はまだ蕾の色が出ていないなとか、キブシは少し色が出てきたなとかわくわくしながら植物たちの観察です。

私は庭で咲いた花をほとんど切って生けることをしません。
というか、出来ないのです。
もったいなくて....


庭で咲いている姿がものすごく好きなのです。
なので庭で花を愛でて楽しみます。


ただ、例外があります。
それは水仙。

北の庭はその名の通り、北にあるため陽の光の好きな水仙たちは間延びしてしまいます。
その結果、花が咲きだすとその重みで倒れてしまいます。

そうなると可哀想なので花は切ります。(切れます?)
そんな水仙たちを切りながら過ごす朝は至福の時です。
満ちたりてると実感。
庭があるって本当に素敵なことだと感謝。








今年も水仙たちが我が家に遊びに来ました。

2018年2月18日日曜日

こだわりの仕事

料理、好きです。というか美味しいものが好きです。

日本にいるときはほとんど毎日和食。

かと言って海外に出たら、その国の食事で全然困りません。食事は風土だと思うので、その国ではその国の食事が一番美味しい。


また、基本は日本酒派なので、日本酒には美味しい和食。
(余談ですが私は焼肉ほとんど食べません、肉がそんなに好きじゃないのもありますが、焼肉に合うお酒はビールなせいもあるかと...アルコールはなんでも飲みますがビールの位置は結構低いのです)


和食の決め手はなんといっても出汁、醤油、味醂。

これ等が美味しくないとどれも美味しくなりません。
逆にこれ等が美味しければ何を作っても美味しい。


出汁は私はほとんど昆布と鰹節です。
昆布は羅臼昆布と決めています。濃厚な感じが好き。
(味噌はまるや八丁の大豆と塩のみで作られた昔ながらの八丁味噌が好きなので、羅臼くらいの力強さがぴったり来るのです)



鰹節は未だ決定打がおらず、模索中。


醤油は、料理研究家の辰巳芳子さんが勧めていた紫大尽がぴったりハマり、大久保醸造店の「紫大尽」。

そして、味醂は仕事で行く碧南市の酒屋さんで偶然みつけた、小笠原味醂の「みねたから」を使っています。



ところが、その酒屋さんでは半年くらいみねたからがおいてない。
困ったと思っていたのですが、よく考えてみれば碧南市内で作っているのだから直接買いに行けばいいのだということに気がついた私。

先日碧南へ仕事に出向いた際に小笠原味醂さんへ伺っていました。
すると、酒屋さんでは売っていない「一子相傅」という味醂がありました。

なんでも、「みねたから」は3年、「一子相傅」は4年熟成らしい。

透明度がちがいますよね
飲み比べると味が全然違う。
「一子相傅」美味しい。


両方買って来ました。

また、大将?が岡崎市出身で隣の学区ということで話が盛り上がり、醤油は長野県の「紫大尽」というのを愛用している〜と伝えたら、な、なんとその大久保醸造店から味醂を送ってくれと連絡が入り送ったとのお話。

やはり、「みねたから」と「紫大尽」は相性が良いというか、好みが合うということなのか偶然に驚きました。

醤油、色薄いのわかりますよね?でも旨味はすごい


多分、マニア?な人が買うであろう決して大きくない(こだわると大きくはできない)作業を続ける人たち。
私はこういうこだわる仕事を愛し、使い続ける。


自分の仕事もそうでありたい。
こだわって、こだわり抜いて真摯に向かい合いたい。

と調味料を手にしながら考えました。








2018年2月12日月曜日

山仕事

農業(野菜)は大変だと思います。
野菜は私たちが扱う植物よりサイクルが短いからです。
庭作りは年単位です。

そして、山仕事も。



私が作業している山から下の田んぼを見た景色 奥の山は真竹が繁茂



わたしには大切にしている山があります。
とは言っても私の山ではありませんが…

子供の頃から親しんでいる岡崎北部の山。
父が生まれ育った場所です
私がこの仕事についたのも山で過ごした時間がとても関係していると思います。
杉などの植林はほとんどされず昔の里山の雰囲気が残る山です。

父が子供の頃は狐、たぬき、野うさぎなどはよく見たけれど、イノシシや猿は殆ど見なかったそうです。
しかし、もっと山深い場所での植林が放置され、食べ物を求めてイノシシたちが里山に降りてくる事に。
その結果、畑や田んぼは電気柵で囲われました。

今まで気が付かなかった美しい種 春に何だか確認しましょう
電気柵はイノシシには有効ですが、猿には関係ありません。
何度も猿がぴょんっと柵を越えるのを目撃しました。


野菜を作っても猿に食べられるなら意味はないと言って父は私に野菜畑に植木を植えれば良いと言ったのが数年前。
それと同時に私の山仕事も始まりました。

植林されていないとはいえ、昔は薪にしたり、シイタケの原木にするために手入れされていたナラ類は巨木に。
竹類も自由に至る所に侵食しています。

これらを切って、昔の優しい山に戻したい。
このあたりは常緑樹より落葉樹のが多く松も黒松ではなく赤松です(赤松は寒い場所に育ちます)

一昨年、ナラを切ったお陰でシダも繁茂 やはり美しい


思うのは簡単ですが実行は大変です
思いついた時、時間のある時では山仕事はなりまちません。
季節ごとにやるべきことが決まっています。

芯にはクワガタの幼虫がいました(残念ながら天国に行った後でしたが)



春から晩秋まで年3,4回の草刈り。
マメにやらないと後で辛い思いをするのは自分。

冬場は落葉樹の葉が落ちて、竹も(タケノコで取るのが一番ですがすでに大きくなっているのは伐採)水を上げていないので手入れ時期。
今年はクヌギとアベマキを切り倒しました。
太い部分は薪に、細い部分はシイタケ原木に。
昨年、思い切って導入した薪割り機、大活躍

春には株立となるべく新しい芽が吹くのを待ちましょう。





これらの種類を切ることによって地面に陽が入るようになります。
そうなれば、ミツバツツジ、ウツギ、ムラサキシキブ、アセビなど庭では低木と呼ばれる種類の樹木たちが育ち、花を咲かせてくれるようになります。

去年の春は手入れを初めてから一番これらの木々が美しく咲いてくれました。


今の時期を逃すともう一年待たないと行けない作業。
大変ですが春が来るのと競争しながら楽しみます














2018年1月28日日曜日

イギリス暖炉の正しい使い方

毎日異常な程の寒さが続いていますね
先日の雪の日の朝、我が家の室温1度!でした.....
最低記録更新。


その日はいくら頑張っても暖炉部屋の室温も20度に届きませんでした
この暖炉なのですが、古いイギリス製です
火を炊く部分がとても小さく日本で見るような薪ストーブと比べるとその部分は半分以下でしょうか?
今は亡きみーさんと今も元気な墨ちゃん


イギリスの古道具屋で見つけてその美しさに惹かれて買ったきたのは良いけれど薪の燃やす部分があまりにも小さいのですぐ火がなくなってしまいます。

考えること数年。
B&Bに泊まったときにこの暖炉を模した電気ヒーターを見つめていて気がついたのです。
その電気ヒーターには偽物の燃えている木ではなく偽物コークスが入っています。

日本みたいに木が沢山生えていないイギリスではコークス(石炭)をこの暖炉で燃やしていたのだ。
だから広い燃やし口はいらないのだと。

理屈がわかって私はコークスを購入。
でもコークスは売り文句が「火付は悪いが火力は抜群」
本当にその通りです
少しの木を燃やしたくらいではコークスには火がつきません。

難しいものだと思うことまた数年。(こう考えると私って意外と気が長い?)
先日、全てがクリアになりました。


実は1月12日からアイルランドに行っていました。
JALのマイレージの失効が迫っていたからです。
今回は茅葺きの家を一週間借りました。
アイルランドは小さな国なので一箇所に泊まって日帰りで色んな場所に行けることと家を借りたほうがホテルに泊まるよりずっと安いのが理由です。
High Nelly Cottage

茅葺きの家(High Nelly Cottageという名前でした)にはビクトリアンレンジというタイプの古い暖房兼調理機器がメイン暖房で真ん中におりました。

昔の家なので扉がとても低い 真っすぐ立っては入れません
とりあえず、家を確認して隣のパブへGO!
借りられる茅葺きの家は結構あったのですが、ここは隣がパブということが決定打になりました。

しかし、誰もいません。
呼ぶと中から店主らしきおじさんが、出てきておもむろに私の家にあるのと同じタイプの暖炉に火を付けました。

パブのおじさん とても人懐っこいチャーミングなひとでした
最初は木の木っ端にマッチ一本。
火が起きたところでピートを乗せます。
ピートに勢い良く火が移ったところでコークスをザザーっとたっぷり上にかけました。

すると火は強くなりとてつもない高温になったのです。

これだったのか.....

一階はキッチン、リビンダイニングとシャワー、トイレのみ

なるほど、スーパーでもホームセンターでも木っ端、ピート、コークスが売っていました。
私もハイネリーコテージのビクトリアンレンジさんにはこの方法を使いました。
それで実感したのですが、木を燃やすだけでは温度が上がらずやかんの湯は沸騰しません。
コークスを投入して初めてやかんから蒸気が出ます。
そのくらい温度が違います。
ビクトリアンレンジと洗濯干し中、この物干し竿?もイギリス、アイルランド名物?長い紐で上げさり下げたりできます

イギリスよりずっと田舎のアイルランド。
イギリスでは古い暖炉はほとんど使われていませんがアイルランドではまだまだ現役で色んな場所で活躍していました。
山盛りのピート輸送中に遭遇

暖炉を設置して8年。
やっと、やっと本当の使い方がわかった私でした。


そして、隣のパブは食事がなく(イギリスやアイルランドでは食事はパブでするのが正解です)
結局初日しか行きませんでした(また来てねと言われたのにごめんなさい)