2012年1月21日土曜日

冬の相棒

暖炉も3年目を迎えました。
最初は訳もわからず、ただ燃やしていました。
燃やすものは事務所を直す為に出た材木や剪定時に出た木々。
人々に薪にはナラやサクラがいいよといわれても「そうか」と思いましたが実感はありませんでした。




そして、今年しみじみ思います。
コナラは燃やすのに良い木だ。
そして庭木としても大好きな種類です。

コナラは堅木なので温度が低いと中々火がつきません。
その代わり温度が上がっている時に投入しても燃え尽きるのに時間がかかります。
反対に温度が低くても燃える種類は温度が上がっている時に入れるとあっという間に燃え尽きてしまいます。

薪ストーブなら火さえついてしまえば薪を適当に入れるだけで綺麗に燃焼してくれます。
けれども、暖炉の場合常に火力を観察して薪の種類や置く場所や向きを考えて置かないと火力がガクッと下がってしまいます。
その上灰が飛び散ります。
コナラや仕事で役目を終えた支柱などが交互においてあります。
暖炉の部屋は石の床なのでそのまま積んであります


車で例えるなら、オートマチックとミッションの違いでしょうか?
もちろん私の車はミッションでしかも、私はミッションの運転が大好きです。

ミッション車は移動の道具ではなく、相棒です。
という訳で暖炉も暖をとる為の道具ではなく、冬の相棒です。

説明のように相棒は残念ながら朝起きてボタンを押せば暖かい温度を持続なんて事はしてくれません。
頻繁に手を貸さないと機嫌を損ねます。



けれど、今日の様な雨の日に暖炉を眺めながら薪を足したり、火加減を見ながらぼけ〜っとして、火の燃えるパチ、パチッという音を聞きながら火の側で過ごしていると本当に心も体も休まります。





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