2015年6月29日月曜日

記憶

梅漬けにシソを揉んで入れました。

毎年シソを梅漬けに入れる時に毎回思い出すのは、子供のころ手をシソで真っ赤にしながら母の漬ける梅干し作りを手伝ったこと。
その時に交わした会話などを毎年飽きずに思い出します。

そんなことを考えていたら気が付きました。
両親との記憶ってどこかに遊びに行った時のことより、庭や畑で過ごした記憶のほうが鮮明に覚えているということ。


人によっても違うのでしょうが、イチゴを食べようととってみたら、ナメクジにかじられてがっかりしたこと、夏に熟れすぎて皮の破れかけたトマトをかじったら生暖かかったとか。

家の中で両親との記憶は夕食の時の記憶くらい?
家の外での時間のほうがたくさんあるような気がします。


これって今子供をしている?子供達が大きくなった時にもやはりそういった記憶が残るのではないかしら。

庭が欲しいと言われる方は大抵自分が子供のころ庭や自然の中で遊んだ記憶がたくさんある方達です。
そんな方達が新しく家を建て、新しく庭を作る。


そしてその子供達が大きくなって庭での楽しい記憶が残っていく。

記憶って大切なものですよね。
そしてそれが楽しい記憶であればあるほど。

先日なかなか工事に続けて入ることができず、一年近くかかってしまったお宅の仕事がやっと完了しました。
家の中で奥様と話をしていたら、4歳と1歳になるお子ちゃま達は勝手に庭に出て、元気に遊んでいました。
お兄ちゃんは虫あみでバッタを追いかけ、1歳児の女の子は芝生を裸足でヨチヨチころりん。



この子達に素敵な記憶が残ってくれると良いなと思います





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