2017年8月16日水曜日

維持管理 ゆるい庭

お盆前ですが、毎夏恒例の岡崎市K様邸の手入れに伺ってきました

こちらは今年で12年目になります

12年目の姿 緑が濃くなっていますね


何度も書いていますが庭は完成したときがスタートです

当然植物は生きています
どんどん成長していきます

最初の時点で植えた植物の最終樹形を考えたり、成長に合わせた間隔で植えることはもちろんです。

それでも、思ったように育つ木もあればそうでない木もある。
生きているし、それぞれの個性もあるので当然です。
それを私達がそれぞれが気持ちよく育つように手を加えていくのです
それをいかにも切った!と言うようにならないようにするのが目標です


剪定した枝葉は持ち帰りますが、落葉等で落ちた葉などはそのままにしてあります。
そのおかげで土はふかふか。
そのふかふかの土には鳥さんたちが落としていった種や私が植えた木々から落ちた種やで、それはそれはたくさんの新しい生命が誕生しています。
それらを確認してニンマリする私。


手間のコナラ下には種から発芽したモミジが育っています


自分が作ったのはきっかけであり、庭がそこで変化してゆく姿をみるのはとても嬉しい。
自分の想像を超えて庭が独り歩きしています。


例にとっては畏れ多いのですが、人工的に作られた森として有名な明治神宮では森から出た剪定枝や落ち葉は全て明治神宮内で自然に帰されているそうです。


このような庭(すでに森か林?感がありますが)本当に皆さんに、庭のお陰で涼しいです〜!と言われます

私もこれを聞くのがとても嬉しいし、実際に手入れをしていて実感しています。
木々を通すと風の温度がぜんぜん違う。






もっと多くの人々が木を植えてクーラーの使用を減らし、温暖化に貢献したほうが高気密でクーラーの効きが良い住宅に住むより美しい暮らしのように思うのですけどね.....





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